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- 軽オープンカーの決定版
ダイハツ コペン 「軽オープンカーの決定版」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊藤 梓(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
軽オープンカーの決定版
2021.9.30
- 年式
- 2014年6月〜モデル
- 総評
- 2シーターのオープンカーを買おうと思った時に、さまざまなハードルがあると思うが、コペンはそのハードルを飛び越えさせてくれて、さらに新しい楽しみを教えてくれるクルマ。コペン1台だけでもしっかり使えるし、セカンドカーとしても素敵な相棒になりそう。オープンカーの目一杯楽しむにはもってこいの1台。
- 満足している点
- 軽自動車の2シーターオープンカーとして、「ユーザーに楽しんでもらいたい」という気持ちを最大限まで突き詰めているクルマ。運転するのはもちろん楽しいし、かっこよく収納される電動ルーフがついているし、ボディパネルを付け替えて全く違うエクステリアを楽しむこともできる。これだけ良いクルマなのに、200付近で購入できてしまうことが驚き。
- 不満な点
- 路面の段差でやや跳ねるような乗り心地は気になるが、スポーツカーとしてしっかり認識している人にとっては問題ないだろう。デザインの好き嫌いはあるかもしれないが、他に気になるところを見つけるのが難しいくらい、様々なことが考えられているクルマだ。
- デザイン
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4
- 初代の丸っこくてかわいいイメージから、2代目は現代的で先進性を感じさせるかっこいいモデルとなった。外板などを脱着して、ノーマルな見た目からおもちゃのようなデザインにできたり、初代のような丸目にしたり、アニメのロボットのように変身できる作りにされているところも◎。
- 走行性能
-
5
- 軽自動車のオープンカーとして期待する、軽快で楽しいドライブフィールを持っているモデル。スポーツカーなので、もちろんスポーティなアクティブさを感じられるのだが、いい意味で「スポーツカーだ!」と構えずに運転できるところがいい。MTはもちろん操作するだけでわくわくするが、CVTでも十分コペンの楽しさを感じることができるので、MTが苦手な人でもぜひチャレンジして欲しい。
- 乗り心地
-
4
- 思いのほか、路面の凹凸を拾うシーンがあり、足回りは少しドタバタするような印象がある。とはいえ、日常的に使うのに支障があるほどではないので、スポーツカーを一度経験したことがある人などは、問題なく乗ることができると思う。
- 積載性
-
4
- 「軽自動車のオープン2シーター」という荷物を積載するのに絶対的に不利なパッケージにも関わらず、ルーフクローズ時にはゴルフバッグが入れられたり、ルーフオープン時でも旅行鞄などを入れることができたりと、荷室に関しても最大限に配慮されているところが◯。
- 燃費
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5
- 燃費は、18.6〜19.2km/L(WLTCモード)。ハイブリッドモデルがあるわけではないのに、この燃費はすごい。さすが重量が軽くて空力も良い軽スポーツ!しかもレギュラーガソリンなのでとても経済的。
- 価格
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5
- 価格は、約188〜218。これだけコペン専用に様々な開発をしているのに、200を切るという価格設定は驚き。エクステリアをガラッとデザイン変更できるポディパネルセットも用意されていて、価格も40以下。比較的安価でデザインを大きく変えられてしまうところも楽しい要素。
- 伊藤 梓
- 自動車ジャーナリスト
- クルマ好きが高じて、グラフィックデザイナーからカーグラフィックの編集者へと転身。より幅広くクルマの魅力を伝えるため、2018年に独立してフリーランスに。現在は自動車ライターのほか、イラストレーターとしても活動中。パーソナリティを務めた経験を活かし、自動車関係の動画やトークショーなどにも出演している。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
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- 新車価格(税込)
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188.9 〜 243.7
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- 中古車本体価格
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24.9 〜 292.1
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