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トヨタ プリウスPHV 「2モーターの力強い加速に68kmのEV航続距離がPHVの見どころ」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 2
- 燃費
- 5
- 価格
- 3
2モーターの力強い加速に68kmのEV航続距離がPHVの見どころ
2023.1.19
- 年式
- 2017年2月〜モデル
- 総評
- プリウスベースのPHVとしては2代目。EVモードでの航続距離を先代の2倍以上に伸ばし、EV走行時の最高速度も135km/hとすることで、高速走行も可能なスペックを得ている。ハイブリッド走行時もプリウス並みの経済性が得られるので、ロングドライブでも心強いモデルだ。
- 満足している点
- プリウスよりもインパクトのあるデザインを採用し、縦型センターパネルのナビゲーションシステムも新鮮。通勤や普段の買い物に使う程度であればガソリンを使わずに乗れるのがいい。
- 不満な点
- フロアが高く、天地に浅いラゲッジルームの使い勝手がよくない。後席シートバックを倒した際の段差は倒したシート側のほうが低いほど。プリウスと比べるとやや高価な印象もある。
- デザイン
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3
- 4代目プリウスをベースに独自のフロントマスク&リヤデザインでハイブリッドと差別化。ユニークなのは2つの膨らみを持つリヤのガラス面「ダブルバブルウインドー」だ。大型化したバッテリーをリヤに搭載し、後面衝突の安全性を確保するため、プリウスに対して全長は長くなっている。
- 走行性能
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4
- PHVの一充電走行距離は68.2km。デビュー当初は世界最長クラスだったが、現在はむしろ短い部類に入りそうだ。しっかりと充電されていればエンジンはほとんどかからず、アクセルを全開にしなければほぼEVとして走行することが可能。駆動用バッテリーの残量がなくなると自動的にハイブリッドモードに切り替わり、プリウス並みの燃費でドライブすることが出来る。
- 乗り心地
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4
- ほぼEVとして走行するために車内は静粛性にすぐれ、加速時も振動やノイズは気にならない。モーターはパワフルでスムーズな走りに貢献し、上質な乗り心地を味わわせてくれる。重いバッテリーも落ち着きのある乗り心地に貢献している。
- 積載性
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2
- リヤに大型化したリチウムイオンバッテリーを搭載することから、ラゲッジルームのフロアはゲート下端よりも高い位置にある。9.5インチのゴルフバッグは2つ積み込むことは出来るものの、高さは不足気味。
- 燃費
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5
- バッテリーが充電されていれば実際50km程度はEV走行が可能。駆動用バッテリーの残量がなくなってもプリウス並みのハイブリッド走行でガソリン消費を抑えることが出来る。充電は普通&急速の両方に対応。オプションで「ソーラー充電システム」も用意されている。
- 価格
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3
- 価格は338万3000から401。2023年現在のプラグインハイブリッド車としては買いやすい設定だが、EVとしての航続距離は短め。もう少し待って新型プリウスのPHEVもしくはハイブリッドを検討したほうがいいかもしれない。
- 一条 孝
- 自動車ジャーナリスト
- 自動車専門誌の編集&ライターとして活動後、自動車ジャーナリストとして専門誌やWeb、タブロイド紙などに寄稿。運転する楽しさを追求するとともに、環境性能やパッケージングにもこだわりを持つ。これまで保有した車の大半はFRレイアウトのマニュアル車。日本自動車ジャーナリスト協会会員。
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- 中古車本体価格
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49.0 〜 363.0
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- 新車価格(税込)
-
338.3 〜 401.0
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