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フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
357.3 〜 476.8
-
- 中古車本体価格
-
22.0 〜 698.0
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2023.1.11
- 年式
- 2021年7月〜モデル
- 総評
- 通常のゴルフ(ハッチバック)になくてゴルフヴァリアントにあるのは、広い荷室。それから後席足元の広さの余裕が増していること。いまや国産車ではほぼ絶滅してしまったCセグメントステーションワゴンなのが嬉しいですね。
- 満足している点
- 荷室が広いのが最大のポイントですが、個人的に注目したいのは後席。通常の「ゴルフ」よりもホイールベースを伸ばしてあり、すなわち後席足元が広く確保されているのです。これ、結構嬉しくないですか? あと、シリーズ最高峰である「ゴルフR」がヴァリアントでも選べるのがいいですね。それはひとことでいえばサーキットで本領を発揮するステーションワゴンです。
- 不満な点
- ありません。しいて言うならば、気がつけばゴルフヴァリアントの値段もどんどん上がり、気軽には買えないプライスになってしまったなあ…というところでしょうか。クルマはいいんですけどね。ただ、欧州の価格と比べると日本の価格は控えめなんだそうです。
- デザイン
- ハッチバックのゴルフの延長線上ですが、全長とホイールベースが伸びたことで伸びやかになっているのが個人的なお気に入りです。ところで、フロントグリルは夜になると左右のヘッドライトが細い光の線でつながるのですがカッコよくないですか?
-
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 2
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2022.12.21
- 年式
- 2021年7月〜モデル
- 総評
- フェイスリフトとインテリアの仕様変更、最新のコネクテッドシステム、グレード形態の刷新など大きく変わった改良ではあるものの、「走りも譲れない実用車」という根本的なポイントは変わっていないと感じる。ライバルたちと比べるとハイブリッドが無いエンジンのみというパワートレインなどを中心に少し古さが隠せない部分もあるが、他に変わりがないモデルであることは間違いないだろう。
- 満足している点
- ゴルフにも共通して言えることだが、シートの出来が良いと感じる。シートポジションもキッチリと取れるし、長時間座っても疲れにくいと実感させられる形状になっている。また、実際に運転席に座ってみると視界が良いのも良い点だ。街乗りから高速での長距離移動まだ、あらゆる日常シーンで実際に運転して使うことを考えられた実用車であるこというのが、ゴルフファミリーを運転すると感じさせられる。
- 不満な点
- ブレーキフィーリングとアイドリングストップのギクシャク感。これが最も気になるポイントだ。この点は今後年次改良などで良くなっていくことに期待したい。また、ナビやオーディオ、空調などの各種操作類の使い勝手が悪いのも実用性能が高いイメージのゴルフファミリーとしては頂けない。基本的に物理スイッチはハザードのみだし、ナビの操作性もとても悪い。空調もナビを経由していくつもの階層を通らなければならない。フルモデルチェンジの際にアナウンスされた「デジタル化」は完全に失敗だと個人的には思う。
- デザイン
- 当然と言えば当然だが、ハッチバックのゴルフをそのまま伸ばしたようなデザインとなっている。そういった意味で言えば親しみやすいデザインになっているし、ゴルフのデザインも先進性と親しみやすさが上手いバランスで融合したデザインと言えるので、現代の実用ステーションワゴンとして非常にプレーンで万人に受け入れられるデザインに仕上がっている印象だ。ただ、遊び心というか突出した個性が少ないと思ってしまう人もいるかもしれない。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2022.6.24
- 年式
- 2021年7月〜モデル
- 総評
- 地味な存在に思えるゴルフシリーズだが、ガソリン、ディーゼル、GTIなど多種多様。そしてあまり声高にしないが先進安全技術のうち、ACCと車線中央維持機能の組み合わせである「トラベルアシスト」の性能が秀逸。ステアリングの中央維持サポートは正確ながら、サポート力はフワッと寄り添ってくれるので初めてでも疲れない。長距離を高速道路で移動するユーザーには最適。
- 満足している点
- 広さ、走り、そしてゴルフのブランドだ。欧州でもSUV人気が高いが、じつはステーションワゴンも地味に売れ続けている。欧州メーカーがいまだにワゴンボディをラインアップしているのは、各国が陸続きであり、高速道路を使った移動が主体であるからだ。速度が高いと背の低いボディの安定性が光る。そして荷物も積みたい、となるとワゴンになる。フォルクスワーゲンはそこをマジメに追求している。
- 不満な点
- 輸入車に乗っているステータス感は正直薄い。ここを重要視される方には上位のパサート・ヴァリアントか、アルテオン・シューティングブレークをおすすめしたい。車両価格は装備内容と走行性能、そして安全性能からすれば決して高くはないが、300の大台となると魅力的な国内外SUVも射程内に。よって、ゴルフのブランドにこだわりをどれだけ見つけられるかによって、評価は変わる。
- デザイン
- 8代目ゴルフのステーションワゴンボディ版。現行ゴルフ(ハッチバックボディ)を最初に見かけた際はどうも新しい顔付きに馴染めなかったが、ステーションワゴンでは一転して馴染めた。延長されたルーフラインとの相性が良いからだ。リヤゲートの角度もワゴンが若干強められていることからワイドな顔付きとのバランスも良い。奇をてらった感はまったくないが紛れもなくゴルフのアイコンを踏襲している。
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- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2022.6.20
- 年式
- 2021年7月〜モデル
- 総評
- これまでのヴァリアント同様に、真面目で実直なクルマ作りをしつつ、新たなインターフェースや48Vのマイルドハイブリッドを採用するなど、チャレンジも行っている新型ヴァリアント。後席スペースの拡大で、よりファミリーに便利な実用車のカガミと言える進化を遂げたと思います。
- 満足している点
- 23万1000のテクノロジーパッケージに含まれる、LEDマトリクスヘッドライトの「IQ.LIGHT」は夜間を走る際に自動的に配光を制御するシステムで、この賢さには驚きました。夜間の運転中に目の疲れが軽減され、見えやすくなったことを実感。
- 不満な点
- ゴルフ同様に、インパネがスッキリと未来的になり、指の動きでエアコンを操作したりする新しいインターフェースが採用されているのですが、これがどうも……苦手です。なかなか上手く操作できなくて、どれくらい乗れば慣れるのか知りたいと思いました。
- デザイン
- 先代のフルモデルチェンジでガラリと未来感の強いデザインに変身。今回の6代目となる新型はその正常進化といえる範囲で、特別な驚きはなかったです。が、サイドビューがかなり伸びやかになり、先進性もより強く感じられるデザインになっていると思います。それでいて、ゴルフらしい質実剛健さも健在。
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