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アウディ A4レビュー・評価
A4の新車
新車価格: 487〜764 万円 2016年2月19日発売
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モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
A4 2016年モデル | 4.00 | —位 | 19人 | |
A4 2008年モデル | 4.00 | —位 | 11人 | |
A4 2005年モデル | 4.00 | —位 | 2人 | |
A4 2001年モデル | — | —位 | 0人 | |
モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 8人 | - |
A4 2016年モデルの評価
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性 | 4.23 | 4.32 | -位 |
インテリア 内装のデザイン及び機能性 | 3.82 | 3.92 | -位 |
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など | 4.23 | 4.11 | -位 |
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 | 4.23 | 4.19 | -位 |
乗り心地 乗り心地のフィーリング | 4.06 | 4.03 | -位 |
燃費 燃費の満足度 | 3.69 | 3.87 | -位 |
価格 総合的な価格の妥当性 | 2.13 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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自動車(本体) > アウディ > A4 2016年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2016年8月24日 00:06 [954794-2]
満足度 | 3 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 4 |
価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
アウディA4がフルモデルチェンジを受け5代目モデルが登場した。5代目A4には、アウディジャパンが千葉県富津市のブリストルヒルゴルフクラブをベースに開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。試乗グレードは2.0TFSI(FF)と2.0TFSIクワトロの2モデルだ。
基本プラットホームはMLBから進化型のMLBエボと呼ぶ新しいプラットホームに変更されており、それだけに新時代のアウディとしてさぞや気合の入ったフルモデルチェンジだと思われた。
でも、新しいA4を見たら、ちょっと拍子抜けさせられてしまった。ぱっと見た感じは従来のA4とほとんど変わらないのだ。えっ、これって新型なの? 第一印象はそんな感じだった。
実際に外観デザインを良く見ると従来のモデルとはずいぶん違っていて、シングルフレームグリルのデザインが新しくなり、ヘッドライトやボンネットフード、さらにはバンパーのエアインレットなどが変更されている。よりシャープで引き締まった印象を与えている。
ボディはまた大きくなった。拡大幅は小さめながら、全長の4735mmはともかく全幅の1840mmは日本の道路交通環境について全く配慮していないサイズである。アウディはA3がすでに1800mmに達しているので、A4はそれなりの大きさにせざるを得ないのだろうが、それにしても大きすぎるボディである。
インテリアのほうが旧型モデルとの違いが明確といえるかも知れない。12.3インチのワイドな高精細ディスプレーを備えたバーチャルコクピットが採用されているからだ。これはインパネ内のスピードメーターとタコメーターの間にカーナビの画面を表示したりできるものだ。
アウディTTではインスト中央のカーナビを廃止していたが、A4ではインスト中央のカーナビも残している。インパネ内の表示だけでは天地方向の幅が狭くてクルマが進む先の状況を示しにくいからだろう。
ドライバーオリエンテッドのインストデザインは継承されている。そのほか、全体的な質感の高さはアウディらしいもの。内装パネルの合わせ目など、作り込みの良さはさすがという印象である。
搭載エンジンは直列4気筒2.0の直噴ターボ仕様だが、FF用と4WD用で異なるチューニングが施されている。FF用は140kW/320N・mの実力で、4WD用は185kW/370N・mを発生する。アウディA4のFF車は1540kgなのに4WDは1660kgと220kgも重くなる。動力性能に違いが設けられるのはある意味で当然のことである。7速のSトロニックが両方のエンジンに組み合わされている。従来のマルチトロニック(CVT)は廃止された。
標準的な仕様のFF車でもけっこう良く走る。実用的にはこれで十分という印象だ。やや燃費志向の味付けとすることにより、JC08モード燃費で18.4km/Lという低燃費を実現しているのもポイントだ。従来のモデルに比べると33%もの向上である。
高速道路を100km/hでクルージングすると回転数は1500回転にとどまるから、高速燃費も良い数字が得られると思う。ちなみに最大トルクを発生する回転数は1450〜4200回転である。
クワトロ用の2.0Lエンジンは、相当にスポーティな味付けとされていて、元気の良い走りが可能である。基本的には、動力性能には余裕があったほうが良いのだが、FF用と4WD用のエンジンを乗り比べると、4WD用はちょっと過剰でFF用で十分ではないかと思った。クワトロの燃費は15.5km/Lで、これは従来に比べて14%向上している。
乗り心地が良かったのもポイントだ。足回りが前後とも5リンク式(前輪は従来も5リンク)になったことが、乗り心地の向上につながったのだと思う。ドイツ車らしく単に柔らかいだけでなく、引き締まった感じで乗り心地に優れていた。
FF車は16インチタイヤとダイナミックサスペンション、4WD車には17インチタイヤとスポーツサスペンションが装着されていて、FF車がより快適性に優れ、4WD車はよりスポーツ性に優れるという違いはあったが、いずれも乗り心地に不満を感じなかった。
このほか、先進緊急ブレーキを含む最新の運転支援装備が採用されているのも特徴で、この分野でも一気に追いついてきた感じである。
ただし、全体として良くなったにもかかわらず、基本コンセプトを継承し、外観デザインに変更感が少ないことなどから、もうひとつインパクトに欠けるモデルであるのも新型A4の印象である。新デザインや安全技術の採用、燃費と動力性能の向上などが特徴というが、その程度のことはフルモデルチェンジなら当たり前である。それも9年振りのフルモデルチェンジなのだから、大いに進化していて当然だ。良いクルマだな、というだけで終わってしまいそうなのが今度のA4だと思う。
価格はけっこう高くなった。試乗車の2.0TFSI(FF)はベースグレードで、518万円の本体価格にボディカラーやLEDヘッドライト、アルミホイールなどのオプションが装着されて555万5000円になっていた。2.0TSFIクワトロは624万円の本体価格にSラインパッケージやLEDマトリクスヘッドライトなどが装着されて701万5000円の仕様になっていた。
スタート価格が500万円を超えるのは、従来のモデルに対して魅力アップした分をそのまま価格に反映させたということなのだろうが、やはりちょっと高いという印象を与える。メルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズには400万円台のグレードが設定されているからだ。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった19人(再レビュー後:16人)
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プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2016年3月31日 21:56 [918934-1]
満足度 | 3 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
写真はベースモデルの前輪駆動2.0TFSI |
ライトの造形は前後とも微妙に変更 |
水平基調で高さが抑えられた新型のインパネ |
全高に合わせて着座位置が低められた前席 |
後席は旧型とさほど変わらない広さ |
アウディ伝統の縦置きを踏襲する4気筒エンジン |
前身のアウディ80から数えれば通算9代目となる新型アウディA4に、千葉県富津市で行われた試乗会で乗りました。本国ではすでにワゴンのアバントも発表されていますが、今回日本で発売されたのはセダンです。前輪駆動の2.0TFSIをメインに、4WDの2.0TFSIクワトロ・スポーツの印象も含めて報告します。
エクステリアは弟分のA3と同じようにエッジが強調され、フロントフードがフェンダーまで回り込んで分割線がサイドのキャラクターラインと共通になるなど、変化も確認できますが、キャビンまわりの造形はほとんど同じなので、アウディに詳しい人以外はモデルチェンジしたことに気付かないかもしれません。
2.0TFSIのボディサイズは全長4735mm、全幅1840mm、全高1430mmで、このクラスでは大柄だった旧型より、長さ、幅ともに15mmずつとはいえ、またも拡大してしまいました。地球は大きくなっていないのですから、これ以上のサイズアップは控えてほしいという気持ちです。
ドアハンドルは手前に引くと上に持ち上がる、他車ではあまり見かけない方式です。日常的な扱いやすさを考えた結果だそうですが、すべての人が下から手を入れるとは限らないうえに、緊急時に力を掛けにくいという欠点もあり、従来からの方式のほうが好ましいと思いました。
エクステリアとは対照的に、インパネは一新しています。ドライバーを囲むような造形から、横方向への広がりを強調したデザインになって、開放感が増しました。昨年新型に切り替わったTTでは、メーターパネル内にナビなどを表示するディスプレイを一体化していましたが、運転手以外が情報を目にできないという欠点もあり、セダンのA4では従来型のモニターも併設しています。
ナビなどを操作するダイヤルと、デュアルクラッチ・トランスミッションのセレクターレバーの位置が入れ替わったのも新型の特徴です。しかし背の高いセレクターの奥に薄いダイヤルという配置なので、運転中何度もレバーに手をぶつける始末でした。他のスイッチのレイアウトも、旧型までの緻密さが薄まっているような気がしました。
やや低められたルーフに対応して、前席は従来より低めにセットされています。着座感はドイツ車らしく固めであり、ホールド感はドイツ車としてはタイトです。後席の空間は旧型とほぼ同じで、身長170?の僕が座ると、ひざの前には15?ほどの余裕が残りました。
日本仕様はすべて2L直列4気筒ターボエンジンと7速デュアルクラッチ・トランスミッションの組み合わせで、最高出力と最大トルクはクワトロのほうがやや上になります。一方の前輪駆動用は、ミラーサイクルの導入などで燃費を追求しています。プラットフォームの改良で、車両重量はクワトロのみやや軽くなっています。しかし大きな進化を実感できたのは前輪駆動のほうでした。
トランスミッションが旧型のCVTからクワトロと同じデュアルクラッチに変更されたためなのか、発進時の唐突感がなくなりました。旧型では心許なかったトラクション能力も、確実なものになっています。クワトロのほうも、エンジンの回り方がさらに緻密になり、巡航時の静粛性がアップしていましたが、前輪駆動のレベルアップが著しく、差が縮まった印象です。
サスペンションはリアがダブルウィッシュボーンからフロントに似たマルチリンクになりました。従来のA4同様、ストローク感は控えめで、オプションの18インチホイール/タイヤを履いていたクワトロは低速では硬めでしたが、速度を上げるとむしろまろやかになっていきます。
従来のA4は、俊敏な身のこなしを演出すべく、ステアリングレスポンスを意図的に鋭くするなど、不自然さが目につきました。その点、新型は素直になりました。後輪駆動のライバルと比べれば、ノーズの重さは感じるものの、その後のマナーは自然です。コーナー立ち上がりでアクセルペダルを踏み込むと旋回を強めていくクワトロのマナーは、相変わらず気持ち良いものの、レベルアップが目立ったのはここでも前輪駆動でした。
ベースモデルたる前輪駆動の出来が飛躍的に高まったことが、新型A4の最大の収穫です。無理してでもクワトロという悩みは抱かなくても良いでしょう。ただしその前輪駆動でも500万円以上という価格は、かなり強気に思えました。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった13人
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A4の中古車 (全4モデル/314物件)
-
A4 2.0TFSI Sライン 純正HDDナビ 地デジTV バックカメラ ハーフレザーシート 前席パワーシート シートヒーター パドルシフト ETC ドラレコ 純正18inAW HIDヘッドライト
- 支払総額
- 98.0万円
- 車両価格
- 88.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 5.4万km
-
- 支払総額
- 315.0万円
- 車両価格
- 310.0万円
- 諸費用
- 5.0万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 3.2万km
-
- 支払総額
- 473.2万円
- 車両価格
- 447.3万円
- 諸費用
- 25.9万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 1.3万km
-
- 支払総額
- 463.0万円
- 車両価格
- 437.3万円
- 諸費用
- 25.7万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 1.4万km
-
- 支払総額
- 430.9万円
- 車両価格
- 407.9万円
- 諸費用
- 23.0万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 1.4万km
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