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フォルクスワーゲン ゴルフレビュー・評価
ゴルフの新車
新車価格: 341〜792 万円 2021年6月15日発売
中古車価格: 31〜872 万円 (1,124物件) ゴルフの中古車を見る
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モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
ゴルフ 2021年モデル | 4.16 | 29位 | 38人 | |
ゴルフ 2013年モデル | 4.35 | 89位 | 189人 | |
ゴルフ 2009年モデル | 4.58 | —位 | 60人 | |
ゴルフ 2004年モデル | 4.75 | —位 | 10人 | |
ゴルフ 1998年モデル | 4.00 | —位 | 2人 | |
モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 85人 | - |
ゴルフ 2021年モデルの評価
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性 | 4.07 | 4.32 | 53位 |
インテリア 内装のデザイン及び機能性 | 3.51 | 3.92 | 57位 |
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など | 4.56 | 4.11 | 27位 |
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 | 4.44 | 4.19 | 10位 |
乗り心地 乗り心地のフィーリング | 4.48 | 4.03 | 14位 |
燃費 燃費の満足度 | 4.19 | 3.87 | 16位 |
価格 総合的な価格の妥当性 | 3.30 | 3.86 | 73位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ 2021年モデル > TDI Active Advance Platinum Edition
よく投稿するカテゴリ
2024年4月23日 03:45 [1837213-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 3 |
【エクステリア】
空きの来ないシンプルなデザインでありつつ古臭さもないデザインになってます。
昨今派手でギラギラした車ばかりの中シンプルが好みの人には持ってこいでしょう。
個人的にベースグレードはもう少しStyle並のメッキ入れて欲しい気はしますが...黒なのでスポーティとも捉えられます。
【インテリア】
インテリアは先代に比べ収納が減ったりチープになった様に感じますが、アンビエントライトはベースグレードからマルチカラーの物が標準装備されていたり、最近流行りのラグジュアリーとは別の方向性なのかもしれません。
よく見るとチープでもちゃんとソフトパットが使われていたりしてやはりワーゲンらしいと思いました。
【エンジン性能】
TDIはパワフルで坂でも高速でも不足を感じる事はありません。
室内の静粛性が高いせいかディーゼルの音も気にならず、静かに流してるとTDIだと忘れてしまいます。
【走行性能】
剛性がしっかりしててコーナーもしっかり曲がり、ブレーキも国産の同クラスより効く感じがします。
またミッションがDCTなのでダイレクト感のある楽しいドライブが出来ます。
これに慣れてしまうとCVTはAT以上にかなり物足りなく感じますね。
【乗り心地】
TDI仕様はベースグレードでも足回りがマルチリンクなので数ランク上の乗り心地と走行性能が味わえます。
更にOPでDCCもあるようです。
【燃費】
まだ千キロ走ってないですが、先日郊外や高速メインを普通に走ったところ27キロになり驚きましまた。先代のガソリン車で同じ道走った時よりl9キロ良くなっている上に軽油なので燃料費はかなり安くなりそうです。
街乗りとガソスタで並んだので自宅駐車場に停めた時は25になってしまいましたが、それでも軽油なのでとても安いです。
加速やフィーリングに違和感を感じ高速燃費が余りよくない1500前後のハイブリッドに比べ、パワーもあるエンジン車でこの燃費を両立できるのは素晴らしいです。
【価格】
円安や欧米は日本以上物価高&所得向上があるせいか、日本基準で考えればデビュー3年目にした毎年割高になっていってます。
3月の値上げ前に購入できました。
【総評】
国産、輸入車共に色々乗りましたが初めて長く乗ってみたいと思える走行性、乗り心地の車です。
マルチリンクの後輪まで吸い付くような乗り心地は車に乗っている感があってとてもいいです。
国産だとスポーティな車と燃費のいい車で分けねばなりませんがこれならどちらにも割振れる車になりそうです。
ただ、ナビが使い難いのとエアコンやシートヒーターまでタッチパネルにしたのはスペック上がってても実用性は下がってしまっていると感じます。
ナビはせめてドイツサーバーとずっと繋がっていてくれたらいいのですが、数日振り(旅行の翌日は普通に繋がっていたので)に乗るとネットが繋がらずスマホから目的地送信が出来ません...
便利な機能もしっかり使えず残念です。
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ 2013年モデル > TSI Comfortline
2024年4月23日 03:06 [982861-4]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 2 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 1 |
2024.4追記
ゴルフ7は欧州カーオブザイヤーも取得した現行ゴルフ8がベスト7にすら残れなかったことも考えると当時として良くできた車であり、個人的にはゴルフが良いクルマだった最後のモデルとなりますね。
いまでは、あれほど走っていたのに、近隣では、いまや旧プジョー308よりも急速に見かけなくなってしまった理由は定かではありませんが、その理由がDSGのトラブル等でなければよいのですが。
マイナーチェンジで大幅変更されたのでレビューを修正します。
【エクステリア】
カッコ悪くないですが、ともかく地味で新しさを感じません。
面構成も平板で退屈なデザインです。
今回の仕様変更で、主力グレードのコンフォートラインで、オプション設定ながらLEDヘッドライト等が装備され、LEDポジションも装備されました。
しかし、今時このクラスの車なのにオプションとなり13万円です。
しかも、VWのお約束でナビとLEDヘッドライトはオプション扱いなのに、日本で流通する在車は両方オプション装着された状態が標準仕様です。すなわち、279万円のクルマは日本には在庫はまず無いそうで、価格はまたも見せかけで、実際に買えるモデルは313万円となってしまいます。
プジョー308あたりは279万円でフルLEDヘッドライトが標準装備、今時ですからナビはスマホと割り切れば、ナビなし279万円の車両は普通に買えます。 カタログでオプションなのだから、これが当たり前だと思いませんか?
【インテリア】
以前はライバルより上質だったインテリアもいまや最近のこのクラスの輸入車としては並のレベルです。
居住空間もトランクルームもクラス並みで、特別に広いスペースはありません。
また、トランクルームも意外に狭くトノボード下だけで幅約1m、奥行き70cm、高さは40cm程度で280l程度の広さに留まります。VWに限らず、カタログ数値と実態が乖離しているのは珍しくないですが、意外にもフランスのライバルには奥行や深さと共に小さくトランク容量でも少し負けています。
【エンジン性能】
最高出力は抑えられていますが、大人しく乗るには1.2Lで必要十分なものがあります。
但しライバルと比較したら、プジョー308の安価な1.2のガソリンターボ同士でも比較しても、体感できるパワー感で負けます。
同じような予算で買えるプジョー308のディーゼル仕様と比べると、トルクスペック差はもちろん、体感できるパワー感も燃費でも圧倒されています。
【走行性能】
ライバルと比べたら並レベルです。
走りを楽しもうとすると、1.2Lではパワー不足を感じます。
【乗り心地】
硬めで良いです。
【燃費】
ご自慢のダウンサイジングターボは実燃費が悪いらしく、マイナーチェンジでエンジンが変わるようです。
【価格】
まず実物は在庫もないのに割安に見せるための姑息な価格表示がダメダメです。VWグループでは常識かもしれませんが、プジョーやBMW。ベンツなどのライバル車はその様な姑息な価格表示はしていません。
マイチェン前の車両はイメージの失墜もあり、大幅値引きがあるようです。
コンフォートラインのナビ付き総額で200万円くらいなら買って損はありませんが、250万円程度だとかなり微妙です。
もはや見栄えは良くないので無視してカローラを買う気分で200万円くらいで買って、距離走って壊れると高いDSG故障対策に五年保証入ってガンガン走って五年で乗り潰すならいい買い物ですが....流石にそこまでは新古車でもないと無理でしょう。
しかし、その地味クルマの代表カローラもTNGAで別物に生まれ変わるのもまもなくで、長く乗るならカローラの新型のほうが安心して長く乗れて良さそうです。
【総評】
良いクルマですが、昨年来の信用失墜で見栄えもすっかり残念な状況です。
これではリセールは厳しいでしょう。ということは支払額は全てコストと見た方が良いと考えると、いまの実売価格でも満足度は低く割安感はありません。
基本的には地味に良いクルマですが、もともと華のないクルマで、質実剛健なイメージが不正行為のインチキメーカーのクルマとなり、イメージが失墜してしまうと、これからゴルフを選ぶというのは難しい選択ですね。
現行カローラはヴィッツベースでロクでもないハリボテみたいなクルマですが、カローラもTNGAでフルチェンジされるようです。
ゴルフキラーとなる、おそらく今迄の常識を覆す出来で新型カローラが登場する日も近く、地味なクルマならカローラで充分となり、いよいよ何故?どうしてゴルフ?という理由付けが難しい時代が目の前に来てしまいました。
ゴルフと戦えるカローラが出るなんて、五年前のトヨタならあり得ないと考えますが、いまなら充分あり得る話です。
以前は特別だったドアの質感もいまや現行プリウスと大差ないし、自慢の走行性も、いまでは国内外にたとえば輸入車ならボルボV40、プジョー308、BMW1、国産ならアクセラ、インプレッサなどに迫られる状況であり、これらの見栄えもよく、華もあり、中身もよく魅力的なクルマにはゴルフが勝てる可能性は低いですね。
以前は明確であった、どうしてゴルフを選ぶのか???・・・・・・その説明の難しい時代が、ついに来てしまいましたね。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった115人(再レビュー後:1人)
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ 2021年モデル > eTSI Active
2024年4月15日 12:52 [1464839-3]
満足度 | 3 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 2 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
2024.4追記
ゴルフは先代のゴルフ7も最近見かけませんし、新しいゴルフ8も3年経過しましたがそれほど見かけないですね。それはすっかり高価格設定になった現行308も同じように売れない様子で、ハッチバックとかステーションワゴンという車型がそもそもSUVに押されている気がしますね。
このクルマは2019年に本国で発売されたモデルで今年で6年目となります。コルフ8は2028年と言われているのでまだ先かもしれませんが、ここのでのモデルチェンジサイクルからすると、そろそろゴルフ9かもしれないのでそのあたりにも注意が必要かもしれません。
新型ゴルフが2年遅れてやってきました。
ゴルフ7のレビューで書いた予想が当たり、ゴルフと互角に戦えるカローラが登場しました。
では、まさに好敵手といえる、カローラスポーツと比べてみましょう。
【エクステリア】
新しいティグアンと類似したフロントマスクは地味で目新しい感じはありません。
そういう意味では、ゴルフは目立たないという立ち位置を変えない事で、ユーザーの期待に応えているのでしょう。
外観については、好みなので比較は避けますが、個人的には現行カローラスポーツの方がクールで好みですね。
ただ、ドアの開閉感は相変わらずゴルフは質感高くて明らかにカローラスポーツより優位です。勿論カローラも改善されていますが。
【インテリア】
タッチパネルで他社に追随してきましたが、エアコンの温度調節までタッチパネルにするのは、どうかと感じますね。やはり、カローラのように普通にエアコンの温度調節はダイヤルで操作したいですね。
しかし、いままでのごちゃごちゃの室内はシンプルで、そこそこの質感を持つ空間に進化したことはプラスポイントです。
あとは消えたシフトレバー。シフトバイワイアとなり、完全に電子制御化されるは時代の流れですね。カローラはその点では旧来通りのゴルフ7のようにシフトレバーがあります。
室内空間は大人の男性4人が普通に乗れる空間を確保しています。室内空間はゴルフが後席の頭上、足元空間ともに優位です。
トランクは幅の広い部分を考慮にいれてもトノボード下では約320Lです。クラス並か、狭い方でしょうか?このあたりは、VWの場合カタログ値とは大きく違う場合も多いので注意が必要です。
カローラの方は、弱点としてトランクルームがさらにタイトでスクエアな形状をしていない点が問題です。カローラの方がトランクルームの使い勝手は劣ります。
【エンジン性能】
2000回転でやっと200Nというエンジンは、62Nのトルクを出すモーターに助けられ、これまでのモーターなしのアウディQ2あたりと比べても発進は軽やかになりました。スペックを見ないと1310kgもあるとは感じませんでした。ただし、1Lは踏み込んでもエンジン音の高まりだけで、5〜6千回転まで回しても、速度はついてきません。少しでもパワーが欲しいという方は1.5Lの方が後悔が無さそうです。
カローラは1200のターボか、1800のハイブリッドからの選択ですが、1200のターボだと出足でゴルフ優位ですが、ハイブリッドだと立ち上がりからカローラのストロングハイブリッドらしい強力モーターで差をつけられてしまいます。ハイブリッド同士での比較では圧倒的にカローラ優位です。
【走行性能】
1Lは前後バランスも良く、パワーは全くありませんが、使い切る楽しさと、日本の低い走行速度域では、適切な性能とも言えるかもしれませんが、運転を愉しむクルマではない感じです。
カローラもCVTなので走りは良いのに運転の楽しさはイマイチです。
両者とも、良いプラットフォームの上に構成されるので、走行性能のレベルは高く、安定して山坂でペースを上げても楽しめそうな感じです。
【乗り心地】
悪くはありませんが、マンホールの蓋などを踏んだ時の揺すられる感触がややイマイチな感じがしました。これだとカローラの方が良いと感じました。
【燃費】
試乗で燃費を考慮して走って約15km/L程度でした。期待していたほどではありませんが、乗り方次第では伸びそうですね。カローラのハイブリッドは燃費性能が高く、ゴルフは燃費での優位性はありません。
【価格】
1Lで400万とはいくらなんでも高すぎるとしかいえません。
カローラハイブリッドは300万円前後、価格ではもはやカローラに勝ち目はありません。
【総評】
変わらない安心感というのがゴルフのテーマだと感じているので、変わらないことはゴルフの価値かと感じます。カローラは常に時代に合わせて変化しています。
まず残念なのはベースグレードでのパワー不足感です。街乗りでは十分ですが、軽自動車ではないので、当然のこととして高速道路を使った中〜長距離の移動を考慮しないわけにはいかず、となると最近では120km/h区間も出てきた日本の高速事情でこれから数年以上使うクルマとしてはどうかと感じますね。この程度の動力性能では120km/h時代の高速では力不足です。
カローラの方は1800のエンジンは一見非力ですが、必要な時は強力モーターがアシストしてくれるので高速でも困ることはないでしょう。
現行カローラ登場前に、ゴルフ7のレビューにまもなく、ゴルフと互角に渡り合えるカローラの出現を予測しましたが、まさに互角に戦えるカローラが登場していて、この地味なクルマを好む層をしっかりと掴みつつありますね。
カローラスポーツに対して、優位なのはDCTでシフトが楽しめることと、トランクルームの形状程度でしょうか。カローラの優位性は燃費性能とコストパフォーマンスが一番大きく、他の部分はほぼ互角となりました。
地味なクルマ選びなら、安全性も同等で故障せず安価なカローラの時代ですね。
良いクルマですが、せめて価格が同等でないと、もう積極的に選ぶ理由はなくなりました。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった70人(再レビュー後:7人)
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ 2013年モデル > TSI Highline
よく投稿するカテゴリ
2022年7月26日 14:43 [1422482-5]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 5 |
2018年ハイラインテクノロジーパッケージ通称「7.5」の中古購入です。
車選びでは、家族三人で長距離ドライブを楽しむことが多く、後部座席の足元やヘッドクリアランスなどの快適性を重視しています。
また、アクティブセーフティとパッシブセーフティも是非欲しかった機能の一つです。
【エクステリア】
ゴルフ伝統のハッチバックデザインで新鮮さはありませんが、もはや完成形と言っても過言ではなく、ゴルフ8の動画を見た後でも古めかしいと感じませんでした。
そして、テクノロジーパッケージは、LEDヘッドライトのダイナミックライトアシスト(ハンドルを切る方向に照射位置が変わる)や、ダイナミックターンインジケーター(流れるウインカー)LEDテールライトなどが装備されています。
そのため、最新のデザインの車にも負けていないと感じています。
【インテリア】
デザイナーの自己主張が極力抑えられているコンサバティブなデザインです。
そのため、初めて室内に入り込んだ瞬間から手に馴染み、安心できるものがあります。
しかも、細部の質感は熟成され驚くほど高められていて、良く出来たオーディオに包まれたような満足感と高揚感を持てました。
12インチのアクティブインフォディスプレーと9インチのインフォテイメントシステムは、滑っとした光沢感があり視認性も高く液晶の細やかさを感じさせます。
この二つの大きなディスプレーの連なりで、インパネ周りは、同セグメントの最新の日本車以上に近未来的です。
また、ドアポケットとグローブボックスの内側の起毛仕上げなど、細やかな配慮もあります。
とにかく、高級感などの評価軸を超えた、エクステリアデザイン同様に工業デザインとして完成形の一つと言いたいです。
【便利機能】
オートワイパー:スイッチ入れっ放しで、雨が降り出すと動き始めて、雨量によってかなり正確にワイパーのスピードが変わります。これはかなり便利なものです。
バックのときに左側サイドミラーが斜め下を映すように自動で動く:これも駐車の際に便利です。
オートハイビーム:坂道や対向車などを感知してハイビームの自動切換えになり、これも便利。
アンビエントライト他照明:2018年モデルなので申し訳程度ですがアンビエントライトがあります。ウェルカムライトは暗い地下駐車場では重宝します。
【エンジン性能】
1.4Lダウンサイジングターボは、加速から高速域まで、全くストレスなく吹き上がってくれます。
エンジン音は、そこそこ入ってきますが、洗練されていて苦になりません。
【走行性能】
一番のポイントはここです。
試乗の時、市街地を走っただけでボディの剛性とステアリングの正確性を感じ、感動的でさえありました。
郊外の路面の轍なども、四輪の接地が素晴らしく、ステアリングをとられることもありません。
LOVECARTVでの河口まなぶさんの「この車の完成度の高さと凄さが本気で解らないのだとしたら、日本人だったらお米の味がわからないのと一緒かなという気さえしますね」という言葉が一瞬にして理解出来ました。
購入後のロングドライブでも直進性の高さやステアリングの正確性に加え、全車速対応のアダプティブクルーズコントロールとレーンアシストの出来の良さにも驚いています(アイサイトやプロパイロットはきっとそれ以上でしょうが)。とにかく疲れない、安心できる車に仕上がっています。
【乗り心地】
シートのつくりは素晴らしいです。
程よい包まれ感があるぴったりとフィットする座り心地に、ステアリング調整も幅があり、ベストの姿勢で運転することが出来ます。
一方、後部座席はセンタートンネルの盛り上がりが気になり、四人乗車は快適でも五人乗車は難しいです。
【燃費】
高速道路で20km超、市街地で12〜15km前後です。
TSI ダウンサイジングターボ、良く頑張っていると思います。
【価格】
中古で、新車価格の半額強程度で、二年落ち・二万キロ以内で買えて、大満足です。
【マイナスポイント】
唯一のマイナスポイントはストップ状態からのスタートのときのアクセルの押し込みのシビアさで、一年たった今でも、少し気を抜くとカックンスタートになってしまいます。
【総評】
何より、ゴルフには、剛性感・質感・ハンドリングの良さを感じました。
1990年代日産プリメーラ以降、日本車もドイツ車と遜色ない剛性感やハンドリングを持ったと思っていましたが、その考えが根底から覆されました。
勿論、インプレッサはゴルフと同等程度、カローラやMAZDA3は部分的にゴルフを超えるという評価であることは知っていますが、2013年のボディと2017年のマイナーチェンジで、今の日本車と互角に戦えていることが、ゴルフの基本設計の高さの証明だと思います。
さらに、フルデジタルメーターや、奇をてらわない質感の高いインテリアデザインのセンスなどは、今の日本車でも追いついていないような気がします。
ゴルフ8も発売されましたが、価格やインテリアの質感など、ゴルフ7.5、充分満足度が高い買い物となりました。
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ 2013年モデル > R
よく投稿するカテゴリ
2022年2月3日 00:56 [1106324-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
【エクステリア】VWらしく派手でなく落ち着いた中にもスポーティ感が演出されていると思います。
高級感はないですね。
【インテリア】スポーティグレードの証の黒天井がそそります。GTIよりも落ち着いた内装で自分好みです。
本革シートもなかなか快適です。パネル関係の精度建付などは他のグレードと同じですがそこそこだと思います。ディスカバープロがとても使いづらくスマホナビを使っています。
【エンジン性能】今まで所有した事のあるスポーティな車はGC8とECR33とDC2タイプRですが最近の車だけあって低回転からトルクがしっかり出ていて乗り易いですね。ハーフスロットルで十分な加速性能が味わえると言うかフルスロットルはかなり暴力的な加速なので高速道路以外は踏み込みません。回していくとなかなか良い音がするのは予想外でした。(スピーカーから音が出ています)
【走行性能】誰にでもスポーティに走れる味付けです。ステアリングは切り始めはダルい所がありますがその後は切れば切っただけ曲がります。安心感が半端ないです。
【乗り心地】これはDCCをコンフォートにするととてもcセグメントのハッチバック車とは思えないようなどっしり感を味わえます。ボディ剛性のおかげか塊感が素晴らしいです。しかしこのしっかり感up!でもほぼ同じ感覚があります。少し残念(笑)
【燃費】地方都市で普通に走り回って10km/ Lなので思ったより伸びません、高速だけを走ればカタログ値は超えてくるとは思います。
4年間乗っていますが片道7キロの通勤だけで使って8km/L位で安定しています。
【価格】値引きもあるので装備を考えたら妥当かと思います。つけるオプションもフロアマットだけで十分です。この価格帯になるとCクラスや3シリーズも視野に入ってきますのでVWなのにと思う方は微妙なラインになりそうです。
【総評】納車後2000kmですが総じて満足してます。
購入時WRXとシビックRも検討しましたがWRXは昔からあまり変わっていなくてボツ、シビックRは赤内装と質感でボツになりました。見た目が派手ではないのでどこにでも乗って行きやすいです。
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ 2009年モデル > TSI Comfortline Premium Edition
- レビュー投稿数:6件
- 累計支持数:92人
- ファン数:0人
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 6件
- 6件
2021年8月9日 22:43 [1480904-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 5 |
【エクステリア】
10年以上経ってもあまり古さを感じない見た目がとても気に入っています。
【インテリア】
最近の車と比べれば当然古く感じます。ただ、安っぽさはなく、シンプルな感じです。
【エンジン性能】
妻の実家が片道300km程あり、高速での安定感とスピードは十分です。
【走行性能】
高速で走った時の安定感は凄くあります。気がつけばスピード出し過ぎていた、なんて事も…
【乗り心地】
運転席、助手席は長距離移動もストレスなく座っていれます。2列目は乗る人によるでしょうが、大人の男性は長距離だと疲れてしまうでしょう。
【燃費】
平均12から16km/lくらいだと思います。
【価格】
買った時期が6のモデル末期、7が出る直前だったので、ナビ付きで乗り出し300万程度だったと思います。値引きはあったと思いますが、覚えていません。
【総評】
前車がminiで、1人目の子が生まれる為に買い換えた車です。この10年特に大きな故障も無く、その子も、もう小学3年生です。今やgolf6よりも安く乗り心地が良く、最新装備の車が沢山あります。もう一台車があり、走行距離も11万キロを超えたので買い替えを勧められますが、不満もなく思い出もある為、壊れるまで乗りたいと思っています。本当に良い車です。
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ 2021年モデル > eTSI Active
2021年6月20日 14:17 [1464508-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 3 |
【エクステリア】
フロントフェイスは好みが分かれるかも。
営業曰くそのうちカッコよく見えますよとのこと。
今のところ好みではない。
リアはよくまとまっている。
ウインカーはフロント、リアともに
シーケンシャルウインカーになっており
見た目良し。
【インテリア】
凄く質感が向上した。
試乗したのは一番下のグレードの
Activeだったが、アンビエントライトがなんと後席まで付いていた。
ダッシュボードもボタンを排した
デザインとなっており洗練されている。
個人的にはステアリングのスイッチが一部シルバー加飾されているのが好印象だった。
エアコンも3ゾーンエアコンになっているのも嬉しい。
【エンジン性能】
ここが今回一番驚いたところ。
良い意味で1リッターとは思えない。
電気モーターによる加速で
出だしが非常にスムーズ。
高速だとどうか分からないが
一般道だとストレスは感じないだろう。
【走行性能】
良く加速し、良く止まる。良く曲がる。
走らせるのが楽しいと思えるクルマ。
良い意味でポロを運転しているような
軽快さがあった。
ハンドルもBMWのMスポーツのそれ
のように太くどっしりとしていて
操りやすくなった。
【乗り心地】
運転席しか座ってないが
突き上げもあまりなく
凄く乗り心地が良かった。
【燃費】
試乗なので無評価
【価格】
一部を除いて300万スタート
アウディA3とあまりスタート金額が
変わらないので少しハードル高いかも
【総評】
久しぶりに走らせるのが
楽しいと思えるクルマだった。
質感も向上しており、先進性も増した。
これはアリかも知れない。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ 2021年モデル
2021年6月15日 23:26 [1463341-2]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 3 |
8代目が出るとの情報は随分前からあってのに、実際の日本発売には時間がかかりましたね。
ともすれば、「世界のクルマ作りのベンチマーク」なんて扱われ方さえされるVWの看板商品は如何なるものか?
気にならない訳はありません。
試乗したのは1.5LのeTSI R-Line。
展示車に1.0LのeTSI Active Basicもありました。
【エクステリア】
実はココから引っ掛かりがあったんです。
リークの頃から、ヘッドライトやラジエターグリルの形状に。
現車を見ると…
解消されませんでした(笑)
ヘッドライトはアクのある意匠ですが、思いの外に低い位置にあり、見下ろす感じで、違和感は感じづらいものです。
グリルはカラフルな展開とは違和感感じました。ブラックだったR-Lineは大丈夫なんですが。
7代目が個人的には好みだったので、何となく違和感アリアリ。
営業さん曰く、「慣れます!」
ま、そりゃそーか。
鮮やかなプレスライン、ルーフの柔らかなラインは新世代ゴルフの工業製品的な美しさを感じました。
【インテリア】
タッチパネル操作部分が増え、「今のクルマだなぁ」と感心しました。キレイなモンです。
しかし、走行中に思いましたが、リアルスイッチなど無いと、走行中には常に液晶表示などを見ないと操作し辛く、非効率。危ない。
シートが柔らかで、そこには感心です。
特にBasicのファブリック。R-Lineも硬くなく、ホールド良好でした。
ドイツ車のイメージより、フランス車の質感に近いものです。個人的に好み。
【エンジン性能】
全車マイルドハイブリッドになったのが今回の最大のトピックでしょう。
試乗車1.5Lは車体とのバランスもあるでしょうが、振動は感じさせず、音の侵入も僅か。ただし、高回転域で聞こえる音質は低音低質で、「聞かせる音じゃないな」という印象。
モーターが発進時に気持ち良くアシストし、DSGが特に苦手な低速域をフォローします。
「気持ち良い」とまではいかないまでも、「気持ち悪くない」走行を実現しました!
そして、特に感心したのはリバース時。ヌルヌルとオイリーに動くんです!
ただし、耐久性に配慮したか、電光石火のシフトチェンジはありません。むしろシフトラグに違和感を覚えるほど。
ここはGTIなんかで改善するんでしょうかね?
【走行性能】
「走る」
さすがのドイツ車。さすがのゴルフ。
矢のように走るとはこの車の事です。
高速・長距離の快適さは想像に難くないですね。
「曲がる」
柔らかい印象も受けないこの車が、意外にもしなやかに曲がるんですね。
低速コーナーもハイブリッド化が上手いフォローをするので、日本にマッチしたと思います。
「止まる」
ここはハイブリッド化がフィーリングに悪影響を与えないかと危惧してたんです。回生ブレーキ導入していますからね。
大丈夫。さすが新世代のクルマだ。杞憂でしたね。
終始、フィーリングに変化を感じさせず。重厚な踏み心地。
いいじゃないですか!
【乗り心地】
シートは良くなりました。
営業マンは「乗り心地、すごく改善しました!」
…でも普通です。
静粛性も価格でいえばそこそこ高級車。特段感動しません。
振動も質感は良いですが、上下方向には揺れます。
DSGにしたって、トルコンや電気自動車ほどのショックレスではありません。
つまりは普通です。
【燃費】
試乗につき未評価。
ただ、今時15L/km+の燃費は、燃費で選ばれるクルマではないというコト。
ハイオクだしね。
【価格】
「安い。」とは言えない。
誰もが買えるクルマではない。
VW通なら、7代目、7.5代目からの進歩も大きく、検討する価値あり。
【総評】
快適でクリーン。
良いクルマには間違いないです。
ただ、楽しいか?といえば、殻の中で操作している感があって、「クルマに乗せられている」というタイプ。つまり、楽しくはない。
パドルシフトがあるんですが、ステアリングと一緒に回っちゃうんですね、VWアウディは。
それじゃ、コーナー攻めきれませんよ。
多分、開発費もかかったんだろうな、とは思えるアップデートだけど、真にユーザーの為のものだけだったか疑問。特にインテリア。
VWの自己満足だったのでは?
総合評価するとしたら3.5か。
ここ最近は多々試乗をしまくって、最近の自動車界の動向や自分の好みを探っているところです。今、個人的に最大に気になるのはDS3 クロスバックだったりします。
ゴルフ8は、もちろん、「好みだ」と判断すれば購入も検討する対象でしたが、今回は無しかな。
誤字修正等しました。
- レビュー対象車
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ 2013年モデル > TDI Comfortline Meister
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- ファン数:2人
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2020年7月26日 14:14 [1351148-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 3 |
家族の車としてTDIコンフォートラインマイスターを購入しました。
【エクステリア】
コンフォートラインマイスターになり、
TSIのハイラインと比べても遜色ない外観になりました。
リアウインカーはシーケンシャルですし、
フロントのLEDライトの造形も美しいです。
ホイールも黒の部分が多く、引き締まって見えると同時に、
欧州車では諦めざるを得ないブレーキダストが目立たないようになっています。
またリアガラスに色がついており、だいぶ引き締まって見えます。
もう完成形ではないかと思います。
【インテリア】
メーターが液晶パネルになり、
表示できる内容が盛りだくさんになりました
初めはいろいろと試してみましたが、
だんだんと落ち着いてきて、いじらなくなりました。
情報量が多すぎるのではないか、との指摘もありますが、
基本的な「速度・回転数・ウインカー・ギアポジション」などは
とても見やすくなっていますので、
慣れれば全く問題ないと思います。
というか、慣れたほうが余計なものは見なくなるので安心できます。
詳細な情報も出しやすく、良いと思います。
それ以外のインテリアは、
必要な性能を全て備えているといって良いと思います。
座席はほどよい硬さで腰・背中を適切にサポートし、
運転中の負担を和らげてくれます。
2〜3時間続けて運転してもまるで気になりません。
また意外と良いのがハンドルの革の質感です。
素手で常に接触している部位なので質感が気になりますが、
すべすべとなめらかで、とても良いです。
また指を伸ばしたところに各種ボタンが配置され、
様々な操作を的確に行えます
収納は日本車と比較すると少ないです。
とはいえ説明書などはトランクに入れてしまえば、
細々したカード類や小物などは収納に困ることはありません。
逆に、片付けの習慣がついて良いと思います。
【エンジン性能】
正直言って、発進時のトルク感だけはもったいないです。
ディーゼルの良さは蹴飛ばされるようなトルクによる加速だと思いますが、
この車は良く言えばジェントルに、悪く言えばか細いトルクで発進します。
ただ、一度動き出してしまえばあとは太いトルクが立ち上がるので、
ガソリンよりも楽な運転が可能です。
4〜50kmで流しているところから、
追い越しをしようと加速する場面などでは、
右足と加速感が心地よく連動しながら楽々追い越しできます。
高速道路などで一定の巡航をしているときの安定感と燃費性能はすばらしいです。
また、アイドリング時などは、
車内にいさえすれば、ディーゼルとは思えない静けさです。
車外ではそれなりにカラカラというディーゼル音はします。
しかし、自分はそれを車内にいるので聞くことはありませんから、
気にすることはないと思います。
走り出すとそれなりにノイズはありますが、
車外の様々な音にかき消されてしまい、気になることはありません。
【走行性能】
ドイツ車に一度乗るとやはりもう日本車には戻れません。
日本車もずいぶん良くなってはきましたが、
同じ車格の日本車とは、大きな隔たりと感じます。
特に高速道路で一定の速度以上になると、
安心感が全く違います。
私はとくに飛ばす方ではないですが、
例え街中であっても、
交差点などでのステアリングの切り始めターンインの感覚、
そこからアクセルを当てて立ち上がるときの感覚、
すばらしいです。
タイヤともちょうど良くマッチしているのだと思います。
とはいえ、他の欧州車と比べるとやはり少し腰高感はあります。
ハッチバックですので、何かこう、天井が高いような、
ロールが大きいような気がします。
個人的にはもう少し重心が低い方が安心感がありますが、
必要にして十分だと思います。
追記
もう一つ特筆すべきが、湿式DSGのなめらかさです。
乾式DSGは発進時に、
どうしても唐突というか、下手なマニュアル車の発進のような感じになります。
走り出してしまえば良いのですが、どうも発進時だけはストレスになっていました。
それが湿式では非常になめらかになり、
このDSG唯一の弱点が解消されています。
これで全てにおいてストレスのない走りができるようになりました。
この湿式DSGだけでも、TDIを推薦できるほどのすばらしさです。
【乗り心地】
これはすばらしいです。
ガソリンのコンフォートラインはトレーディングアームのため、
非常に安っぽい(すみません)挙動をします。
しかしディーゼルはコンフォートラインもハイラインも共にマルチリンクですので、
非常になめらかです。
細かい段差を超えるときや、多少荒れた路面を走るときなど、
ひとランク上の車に乗っているような乗り心地です。
ディーゼルエンジンの重さも良い方向に効いているようです。
【燃費】
乱暴にアクセルを踏んでも、平均でリッター14km以上は余裕で出ます。
多少意識して運転すると、16〜17km程度。
高速道路ですと、20km以上が普通です。
ガソリンスタンドに寄るたびに、ディーゼルの恩恵を感じます。
【価格】
モデル末期ということで、大幅に値引きをしていただけました。
もちろん国産の同クラスに比べたらだいぶ高いですが、
エクステリア・エンジン性能・走行性能・乗り心地・安全性能を比べたら、
決して高いとは思いません。
もちろん安いとは言えませんので、☆3つで。
(ただし、今後のリセールはまったく期待できないと思います。)
【総評】
年末には新型のゴルフ8が出るこのタイミングではありますが、
あえて現行を購入しました。
何よりも走行性能と乗り心地、
そしてディーゼルの太いトルク、
細かいところまで配慮されたエクステリアとインテリア。
長い目で見たら、例え型落ちになっても十分満足できる一台だと思います。
営業さんもとてもすばらしい方でしたので、それも決め手でした。
末永くおつきあいできればと思います。
※「走行性能」に追記して再レビューしました。
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ 2013年モデル > GTI Performance
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2020年2月6日 11:26 [1298817-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 5 |
2019年夏に新車購入して約半年が経過しました。
現時点でのレビューを書かせていただきます。
なお評価するグレードは限定車ではないGTI Performanceとなりますので他グレードとは大きく異なる部分が多々あります。
また文中のベースモデルとは特別仕様ではないGTIを指します。
【エクステリア】
7から7.5にビッグマイナーチェンジを得て全体的に細部がリファインされました。
例えば7ではフロントアンダーグリル正面に装着されていたレーダーユニットが、7.5はフロントVWエンブレムに内蔵されました。
ウインカー類はもちろん、ナンバープレート灯に至る全ての灯火類がLED化されていて新しさを感じます。
新型8が発表されてデザインやスイッチ類での賛否がありますが、7(7.5)のデザインが好きな方は買っておいて損は無いと思います。
アルファロメオ156がそうであるように、ワルテル・デ・シルヴァ氏のデザインシェイプは時が経っても色褪せることは無いでしょう。
【インテリア】
目立つところではアナログメーターを廃止してフル液晶表示になりました。
そのメーターパネルにナビの地図を縮尺を自由に変えて表示することができます。
ナビ画面では1/150mくらい、メーターでは1/1500mとそれぞれ異なるスケールで表示することで、目的地までの方向と距離感がつかみ易くて便利です。
GTI Performanceには黒を基調とした専用のインテリアが与えられていてベースモデルよりも落ち着いた高級感があります。
個人的にはGTI伝統のチェック柄も好きなのですが、アルカンターラに似たマイクロフリース素材のシート生地は滑りにくく、着座姿勢が安定して疲れにくいです。
汚れ易い部分や擦れて摩耗し易い部分がレザー素材となっているのは耐久性のことまでよく考えられてのことだと思います。
ちなみにピラーから天井まで、内装が全てブラックに近いチャコールグレイのファブリックで統一されています。
バイザーやアシストグリップまで同色でとても大人っぽくてシックです。
【エンジン性能】
GTI PerformanceのエンジンはAUDIが開発した名機EA888 Gen.3(第三世代)です。
ベースモデルよりも少しだけ性能を引き上げられて(230ps→245ps,350Nm→370Nm) 別の型式を与えられています。
実際に乗った感じはまんまトルクモンスターで、アイドリングのすぐ上からグイグイ加速します。
高速道路の合流ではうっかりすると走行車線の車を追い抜いてしまいそうなくらいの加速力です。
ゴルフ8 GTIにもこのEA888の継続搭載が決定したことは嬉しいニュースです。
【走行性能】
モンロー社との共同開発だというDCCが素晴らしい仕事をしてくれます。
普段はノーマルで事足りますが、ゲストを乗せた時はコンフォートに、ワインディングを気持ちよく走る時はスポーツに、通勤やのんびりと運転するときはエコにと、明確な走行モードの切り替えが可能です。
エコを選択するとアクセルオフでクラッチを完全に切り離し、アイドリングでコースティングします。コースティングを上手く使うとかなりの燃料消費削減が可能なようです。
ブレーキも素晴らしく、ドイツ車らしい踏めば踏んだ分だけギュッと絞るような強力制動です。
GTI Performanceにはベースモデルとは異なる大径フロントディスクに大型キャリパー、リアにもベンチレーテッドディスクが装備されています。
他には電子制御式油圧LSDや電子制御式デファレンシャルロック(XDC)など、スポーツ走行を想定した装備が満載です。
サーキット走行でなくても例えば交差点でのUターンなどでこれら電子デバイスが有効に作用していることを実感できます。
【乗り心地】
225/35R19サイズのP-ZEROが標準ですが不快な突き上げはほとんど感じません。指定空気圧よりも5%ほど高めに設定しているのにです。
走行中も静粛性が高いのはゴルフ全般に共通することです。
【燃費】
信号と交通量の多い市街地走行ではせいぜい9km/L、少し流れが良いと14km/L、高速走行では90km/h巡行辺りが最も効率がよく18km/Lくらいまで伸びます。
普段はアイドリングストップを無効にしてあまり燃費を気にしないので、究極にエコ運転を追及すればもっと成績は変わってくると思われます。
【価格】
ベースモデルに同様のオプションを装備することを思えばPerformanceの価格設定はとてもお値打ちです。
さらに専用装備が追加されていますのでトータルでは100万円を下らないスーパーディスカウントと言えます。
例えばPerformanceに装着されている19インチアルミホイール(Santiago)はホイール単体で1本あたりの定価が11万円です。
モデル最末期だからこその思い切った価格設定だと思います。
【総評】
VW車はこれが4台目となります。GTIは2台目です。
実は購入を決意した時点では既にベースモデルのGTIは受注生産という名の事実上販売終了となっていてPerformanceを購入しました。
ベースモデルを想定していたのでPerformanceでは予算的にややオーバーではあったのですが、担当をしてくれた営業さんがとても頑張ってくれたので無事購入することができました。
ベースとなっているのが実用車として文句の付けようが無いあのゴルフですので、GTIは十分に実用に耐え得るスポーツカーと言えるのではないでしょうか。
カーグラフィックTVで松任谷正隆氏が「ゴルフGTIがあればポルシェはいらない」とコメントされています。
ポルシェを何台も所有されてきた氏のこの評価は大いにこの車のことを理解する手掛かりになると言えます。
後席には家族を乗せる機会が多く、奥様が近所のスーパーへお買い物へ行ったり子供の送迎に使ったり。
そんな普段使いの足として使えながらも一たびムチを入れると並みの運転スキルでは手に負えないほどのじゃじゃ馬振り。
現時点での最新の安全装備も加わって、後悔することの少ない選択肢の一つだと思います。
参考になった72人(再レビュー後:72人)
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ 2009年モデル > TSI Comfortline Premium Edition
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2019年10月26日 11:14 [1270565-1]
満足度 | 3 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 2 |
価格 | 3 |
参考になった32人
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ 2013年モデル > R
よく投稿するカテゴリ
2019年9月10日 08:24 [1258065-3]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
13年間乗った前車(Mark X)が157,000 km走行し、ダンパーがへたってきたのか乗り心地が悪くエンジン音もうるさくなってきたのでGolf8.0Rを待たずに買い換えました。GTI performance、CIVIC Type R、Focus RS、Golf R、Audi S3の5択まで絞り込んで、最終的にバランスの優れたGolf Rを購入しました。単身赴任のため月1回ほど関東と三重を往復(800 km程度)しています。通勤はバイクのため、長距離走行の割合が高いです8割程度。現在、5,500 km程度の走行です。
【エクステリア】
Cピラーが大きく、リアからの見た目がボテッとした印象で、好きになれませんが、安全性と安定感を考えるとガマンできます。Type Rは、ガンダム?みたいで、今の年齢と立場上、抵抗感がありました。デザインはFocus RSが一番好みです。GolfRはオリックスパールホワイトですがピアノブラックのアクセントとの相性がよく気に入っています
【インテリア】
落ち着いた印象ですが、ダッシュボードの一部がソフトパッドではなく硬質の安物を思わせるプラスティック製でチープです。液晶メータは後付け感が強く、中央のナビなどはAudi S3の方が見やすいです。
【エンジン性能】
2000回転未満での走行は街乗りでも扱いやすいです。2000回転辺りからの加速は抜群でついつい踏みたくなります。ターボラグはありますがギアを一段落として圧力を上げてあげるとスムーズに加速します。
【走行性能】
ACCは、エコモードとレースモードで車間の詰める時の加速が異なっています。また設定速度でも加速が変わってきますので慣れが必要です。
安定性は低速も高速も優れていてAudiやMercedesとも同等以上の印象ですが、以前数日間試乗したBMWの335iや5シリーズの方が座席のサポート性やハンドルの追従性(扱い易さ)、車体の剛性感は上だと感じました。
【乗り心地】
以前乗っていたのがMarkXなどの国産車なのでコンフォート モードにしても突き上げ感はあります。覚悟はしていましたが、、、。妻からは乗り心地が悪くなったから買い換えたのに、さらに悪化した。静粛性も低いとチクチク指摘されていますが、試乗車がなく試乗もせずにOKサインをくれた妻には感謝しています。。
そういえば納車初日にアンダーカバーを擦って一部を割ってしまいましたMarkXであれば気にしていない段差でしたが、最低地上高13 cmだというの忘れていました。工賃込みで20,000円弱でしたが。
【燃費】
街乗りで燃費気にせず乗って、7 〜8L/ km後半くらいです。MarkX同等くらいです。私本人は燃費にさほど気にしていません。
【価格】
高い買い物ですが、この年齢で自分の乗りたい車を考えれば妥当かと思います。
【総評】
まだ娘も幼いですがファミリーカーとしての実用性と運転手が乗っていて楽しい車としては◎です。
参考になった17人(再レビュー後:12人)
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ 2013年モデル > TSI Highline
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- 自動車(本体)
- 2件
- 74件
2019年9月6日 10:16 [1257195-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 5 |
【エクステリア】
きっと10年たっても古さを感じ無いのではないかと思うような、シンプルかつ飽きの来ないデザイン。ボンネットやドアの外板はエッジの効いたプレスライン。
ルーフには国産車にはあるモールが無く、綺麗なレーザー溶接でスッキリ。街中や田舎でも馴染む全体像。
テールランプは、流れるウィンカー。光が外車特有でとても綺麗です。色はアトランティックブルーMで天候により様々な鮮やかさを見せてくれます。
超高張力鋼やレーザー溶接の使用、丈夫なシャシー
で非常に安全性が高いのも良いですね。エアバックもたくさん付いてますし、レーンアシストやレーザーブレーキもついて文句なし!
【インテリア】
ピアノブラックをあしらったインパネやデジタルのメーター類は先進感、高級感があります。ナビは大きくて見やすいが位置的にもうちょい上かな、またナビで車両の機能設定や様々な事が出来るのもポイント高いです。ウェルカム、ホームライトも細かなとこまで演出されています。シートはHLなら標準で電動にしてくれれば良かったのにとは思いますが。
後席は広くも無く狭くも無く、エアコンが後席にもあるのは非常にいいですね!オマケにグローブボックスの中にもエアコン。笑
ラゲッジスペースはまぁまぁ不自由ない広さです。
スピーカーの音も○です。
【エンジン性能】
エンジンは非常に良いです。静粛性も高く、たまに入ってくるエンジンサウンドも気持ちいいです。
また、トルクがあるので、踏み込まなくても坂道で回転を上げる事なくグイグイ進みます。アクセルを踏み込めばシートに抑えつけられるような加速を味わえますよ。1.4Lとは思えません。言うならクラウンの2.5Lくらいの加速はありますね。車重やターボの恩恵ですかね。
【走行性能】
走行性能も非常に高いレベルにあります。運転する楽しさ、コーナーを曲がる度に実感する剛性の高さ。4輪がしっかり接地して磁石のように張り付く感覚さえ覚えます。前車が軽スーパーハイトだった事もあり今まで不安になる様なコーナーも気持ち良く駆け抜けて行きます。
極低速では、少し揺れますが気にならない程度でスピードが上がるほど安定してる気がします。
コーナーはスポーツカーほど速くはないが一般道路ではベストな味付けだと思います。
【乗り心地】
こちらも走行性能同様にベストな味付けがなされていると思います。走行性能にマッチしたシートが体をホールドしてくれますので横Gがかかっても気になりません。シートの硬さもちょうどいいです。後席も作りが体を支えてくれるように出来てますので安心です。
後席のシートがリクライニング出来たら最高なんですが充分満足かと、サスペンションも車体剛性のおかげで良く動いているとか。確かに国産車とは乗り味が違います。どこがどう違うの?ってのは口で説明するより乗った方がすぐわかります!すみません。
【燃費】
ハイオクはやっぱり高いが燃費は思ったよりいいです。田舎で信号が無いところでは23キロを表示してました。街中では多少悪くなるが思ったほどではないですね。アイドリングストップはディーラーの方がバッテリーの保護やギクシャクするかも?と言う事で切っています。ただエンジン始動毎にオフボタンは、煩わしいなぁ。コーディングでオフに出来るらしいが、、、ボタンのために金かぁ、、、
【価格】
価格はモデル末期と囁かれているので値引きの期待がありますね、本体自体、オプションは高いですが機能、性能からすればこんなもんじゃないかな。
【総評】
すべてにおいてハイレベルなゴルフは世界で高い評価を受けていることが実感出来た。弱点を見つけるのが難しい、と言うか無いのでは?ケチつけるならコーディングがデイライト、TVキャンセラー等お金がかかるのをディーラーで無償でちゃちゃっとやってくれたらいいのに!とかバッテリー高っ!とかブレーキの周りちょっとサビてるとか少々の不満はありますが、今までの愛車遍歴でナンバー1の車に出会いました。あとはDSGとかの不具合、故障が気になりますが大切に乗りたいですね。
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ 2013年モデル > TSI Highline
2019年3月24日 18:04 [1210897-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
当方、同じフォルクスワーゲンの ザ・ビートル2.0ターボを所有しています。
不具合で一週間の入院となりまして、その期間の代車としてお借りしたのが 2018年式 ゴルフ7.5 TSIハイライン。
ビートル購入の際に別のディーラーでゴルフの同グレードは試乗しているのですが、改めて長い時間を一人で運転してみて・・・もう浮気しそうなほど良くできた車だなぁ〜と感心しています。
まず運転席に座り、各ポジションを調整。
ビタッとポジションが決まります。
シート・ステアリングの調整幅が大きく、純正でここまでポジションが決まる車は初めてです。
シートも良いです。
レザーでは無く、何てことはないファブリックなシートですが、絶妙な硬さ、サポート、大きさ、何だこの懐の広さは・・・という所です。
インテリアも、個人的には凄く良く出来ていると思います。
Cセグクラスとしてはかなりランクは高い方だと思うんですが。
グローブボックス内の起毛や照明、各スイッチのシルバー装飾も質感が高いです。
大画面のディスカバープロに液晶メーター。
このメーター、好みが分かれそうですが、自分的にはとっても良い!
情報量も豊富で、素晴らしいフューチャー感だと思います。
走り始めて、まず感じるボディの剛性感。
シフトタイミングは相変わらず、2000PPMに行く前にせかせかとシフトアップしていきますが、マニュアルモードで任意に変速していくとこれがまた気持ち良いです。
当方のビートルの湿式6速よりこちらの乾式7速の方がダイレクト感があって凄い好み。
エンジンも当方の211PSよりもアンダースペックの150PSですが、トルクの出方が絶妙で、乗っていて気持ち良い。
ディーラーの帰りは高速を利用しましたが、そこでの加速も充分。
逆にこれ位のスペックの方が、エンジンを使い切る事が出来て、乗っていて楽しいです。
足回りも好みで、軟すぎず、固すぎず。
下道を走っていても上品にいなす感じ。
225/45/17サイズを履いていますが、バタ付かないし、凄く好みな足回り。
高速では、ちょっと速度を出しましたが・・・物凄い安定志向。
乗っていて緊張感が無いというか、全然余裕を感じる安定性。
ビートルでも感じていましたが、それ以上。
高速出口から料金所に向かう高速コーナーでも、ちょっとスピード出過ぎ?タイヤ鳴る?という所でもスゥ〜っとニュートラルに曲がっていきます。
ハンドルは軽く、路面からのインフォメーションは乏しいですが・・・上手く言えないですが、ステアリングを切ったら切った分だけ曲がる、オンザレールで曲がっていく、そんな足回りです。
本当にFF?という走りです。
街中に戻り、家路までの帰路も、さっきの安定志向はどこへやら、キビキビ走ります。
歯切れの良いDSGを駆使してキビキビと走っていると、とても全幅1800mmの車とは思えない程手の内で走れてしまいます。
何か運転が上手くなったような錯覚が芽生えます。
ブレーキも初期制動は強めですが、乗ってすぐになれました。
ACCも街中で使いましたが、全然使えます。
自動追従の先駆け、スバルのアイサイトに乗っていましたが、遜色ないです。
自宅にもどり、灯火類の確認。
ウィンカーやテールランプの演出、ヘッドライト、惚れ惚れします。
色々見てると、DCC(アダプティブシャシーコントロール)がオプションで付いてるのを発見。
あ、今までノーマルで走っていたのね(;^ω^)
それでもこんな気持ち良いんだ・・。
モードをスポーツにして、近所を一回り。
エンジンはSレンジで走っている感じでステアリングは若干重めに。
でも相変わらずインフォメーションは感じないかな。
足回りは・・・ん?変化が分からず?
近場の走行では変化があまり感じられなかったです。
それにしても、久しぶりに車に乗って興奮しました。
本当に良く出来た車だなぁと思います。
これがGTIやRになるとどうなるんだろうと思いますが、素でここまで良いベースだからきっと良いんでしょうね。
車外から車を眺める。
うん、ちまたを走っているゴルフそのもの。
景色に栄えるのではなく景色に溶け込むゴルフ。
これがゴルフなんだろうなぁ。
外見は何てことはない、普通のハッチバック。
だけど走らすと、これは・・・と唸る車。
多分こういう車って乗っていて飽きないのかなって思います。
代車なので、使い勝手や長期間使用しての感想ではないですが、車全体のパッケージとして基本性能が物凄く高い車だと思います。
個人的にエクステリアは平凡だと感じますが、街で乗っている人を見ると「この人分かってるな〜」という目で見るようになりました。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった59人
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ 2013年モデル > TSI Comfortline Tech Edition
- レビュー投稿数:37件
- 累計支持数:1023人
- ファン数:5人
2019年3月5日 16:52 [1206090-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 3 |
【エクステリア】
国産Cセグメント車と比較すると、比較的高級感のあるエクステリアだと思います。
フォルクスワーゲンらしいシンプルなデザインで良いと思います。
特徴的だったのはドアの軽さで、閉めたときの音が重厚感のある「ボンッ」という感じというより、「バンッ」という軽めな音でした。ドアの感じについては、「ポロ」も似たような軽めな感じでした。
「ポロ」、「ゴルフ」ともに視界は良く、運転しやすいです。
【インテリア】
インテリアの質感については、「ポロ」と同レベルの印象で、国産Cセグメント車と比較すると高級感のある方だと感じました。
インパネ周りもシンプルなデザインで個人的には好印象でしたし、ステアリングの質感も良かったです。
コンソールボックスの後部には後部座席用のエアコン吹出口があり、快適性が高められていました。
「ポロ」は前席に充電用のUSB端子が2個設置してあったのですが、「ゴルフ」は前席に1個だけでした。
「ポロ」は、後部座席のシートが若干硬めだった様で、家族からは試乗後に「長時間だと疲れそう」という不満の声がありましたが、「ゴルフ」は「ポロ」の様な硬さは感じなかったようです。
また、「ポロ」で1番気になった後部座席の狭さは「ゴルフ」では感じず、トヨタ「カローラスポーツ」程度の広さがあります。
特別広いわけではありませんが、標準的な広さではないでしょうか。
ラゲッジスペースは比較的広いスバル「インプレッサスポーツ」と同程度の広さでした。「ポロ」もそうですが、後部座席よりラゲッジスペースが広めな造りになっています。
【エンジン性能】
最初に「ポロ」の1.0L TSI、次に「ゴルフ」の1.2L TSIに試乗させてもらいました。
坂が結構キツいルートで比較的長時間試乗させてもらいましたが、「ポロ」の1.0L TSIもパワー不足の様な印象はありませんでした。車両重量が比較的軽いこともあって、パワーは必要十分な印象です。
しかし、やはり"走りの面白さ"をより感じられるのは「ゴルフ」の1.2L TSIの方かと感じました。発進時の加速性能もそうですが、高回転域での伸びのある加速が「ゴルフ」の方が勝っている印象です。
国産Cセグメント車のターボと比較すると、ホンダ「シビック」の1.5Lターボの方が低回転から圧倒的な加速感が得られパワーがある様に感じましたが、「ゴルフ」には「シビック」とはまた違った面白さがあります。
同じ1.2Lターボの「カローラスポーツ」と比較すると、車両重量の差とトランスミッションの違いから、「ゴルフ」の方が"走りの面白さ"で勝っているように感じました。
特に高回転域での"走りの面白さ"が特徴的で、国産の車に多いCVTにはない、DSG特有の面白さなのかと思います。
【走行性能】
「ポロ」、「ゴルフ」ともに走行安定性はかなり高いと思います。
旋回もしやすいと感じました。ですが、やはり旋回性能も「ゴルフ」の方が高い様に感じました。
【乗り心地】
「ポロ」、「ゴルフ」ともに乗り心地、静粛性は良かったです。
しかし「ポロ」と「ゴルフ」を比較すると、やはり全て「ゴルフ」の方が上です。
特に「ゴルフ」の静粛性はかなり優秀で、極端かもしれませんが、日産「リーフ」並の静かさだった様に感じました。
静粛性の高さはCセグメント車で間違いなくトップクラスです。
【燃費】
「ポロ」の実燃費は16.5km/L前後、「ゴルフ」の実燃費は14.5km/L前後です。
※使用環境により異なると思います。
ディーラーさんも「ポロ」と「ゴルフ」実燃費の差は2km/L程度あると仰っていました。
燃費性能は、ガソリン車としては標準的だと思いますが、やはりハイオクなのが少し気になりますね。
【価格】
安全装備やナビのパッケージ(メーカーオプション)を装備させると「ポロ」の「TSI Highline」で335万円程度、「ゴルフ」の「TSI Comfortline Tech Edit」で338万円程度でした。
※税金、諸費用、付属品込みの価格です。
※「ポロ」も「ゴルフ」も上記グレードが最も売れ筋グレードとのことです。
「ポロ」と「ゴルフ」の間でほとんど金額差がありません。
トヨタ「カローラスポーツハイブリッド」やホンダ「シビック ハッチバック」、マツダ「アクセラスポーツ2.2Lディーゼル」と同程度の金額ですね。
同じ1.2Lターボの「カローラスポーツ」と比較すると、25万円程度高いですね。
ちなみに、ディーラーさんで値引き額を確認したところ、35万円くらいはいけるということでした。
【総評】
かなり良い車だと感じました。
走りの面白さと静粛性の高さ、走行性能の高さは素晴らしいと思います。
安全装備も「オートハイビーム」機能がないくらいで、概ね先進安全装備が設定されています。
「ポロ」と比較した場合、金額差がほぼないため「ゴルフ」の方が良いと思います。
「ポロ」は燃費性能、駐車時の安全装備が多い点で良いですが、それ以上にゴルフの走りの楽しさ、静粛性や乗り心地の良さに魅力を感じました。
国産Cセグメント車と比較した場合、車両本体価格や燃費性能よりも車の基本性能の高さをどこまで重視するかで"買い"かどうか決まると思います。
近年、国産車の価格がかなり上昇していますので、そこまで価格差がなくなった今「ゴルフ」を選択するというのは、かなり"あり"だと思います。
※安全装備、その他項目の比較は、以下のサイトを参考にしました。
https://bluesky-sheep.com/new-polo-golf-2019
https://bluesky-sheep.com/corollasport-golf-2019
- 比較製品
- フォルクスワーゲン > ポロ 2018年モデル
- トヨタ > カローラ スポーツ 2018年モデル
- レビュー対象車
- 試乗
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ゴルフの中古車 (全5モデル/1,124物件)
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- 支払総額
- 90.9万円
- 車両価格
- 75.9万円
- 諸費用
- 15.0万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 16.1万km
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