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『現状、私にとって理想に近い人馬一体的な車』 BMW Z4モデル 2019年モデル OLED黒龍さんのレビュー・評価
Z4モデルの新車
新車価格: 776〜940 万円 2019年3月25日発売
中古車価格: 367〜788 万円 (76物件) Z4モデル 2019年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > BMW > Z4モデル 2019年モデル > M40i
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2021年8月15日 16:50 [1482847-1]
満足度 | 5 |
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エクステリア | 5 |
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インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 2 |
価格 | 4 |
伝統のストレート6エンジンが好きで、OEM兄弟車でハードトップのトヨタブランド「スープラ」との比較試乗であっさりZ4に決めました。当初はオープンスポーツの必要性は考えていなかったのですが、もともと自分がバイク乗りなのでZ4試乗でオープン機構の出来の良さが気に入って購入決定しました。それとあくまで個人の趣味ですが、スープラのエクステリアデザインは私も妻も生理的に受け付けませんでした。(スープラファンの方ごめんなさい)
【エクステリア】メタリックのサンフランシスコレッドボディに、メッシュ状のキドニー・グリルが一番気に入っています。車体デザインは、オープンでもクローズでも全方向から見て素晴らしく、特にリアのデザインは惚れ惚れします
【インテリア】現代の車らしく液晶パネルです。見づらくはないのですが、タコメータが反時計回りなのがどうも慣れないです。伝統的な時計回りに変更できないかディーラーに聞いたのですがダメだそうで残念。ステアリングの太さは私の好み。インパネ全体はスポーティで非常に機能的で私は好きですし、シートも文句なしです。(メルセデスや高級国産車を基準にする人には高級感が物足りないかもしれません)。ちなみに電動ソフトトップは50km/h以下であれば走行中でも10秒で開閉可能で最高に便利で機能的です。
【エンジン性能】個人的には20iの試乗では完全にパワー不足だったので(私が元々スーパーバイク乗りなので体感的に)、M40iが車としてはちょうどいいパワーバランスです。日本仕様は欧州仕様より大幅パワーダウンの340psですが個人的には非力ではなく、パワー余りもなく、重量的に不利なオープンカーとしては日本国内で使い切れるちょうど良いパワーに感じています。
【走行性能】箱根のワインディングロードによく行きます。割とクイックですが神経質にならずに程よく攻め込めるハンドリングです。クルマの挙動は安定していて、タイトコーナーでも連続する高速コーナーでも安定感があります(以前に乗っていたポルシェとは味付けが完全に違います)。ロールはあまりせず自然な感じです。スポーツモードでのコーナー立ち上がりの加速パワー感もバイクに近い感覚でどんどんアクセル開けていけるので、私にはちょうど良い走行感です。ギア比と低速トルクも日本の幹線道路にマッチしているようで、信号のゼロ〜60km/h発進加速も楽しい車です。
備考:アダプティブ Mスポーツサスペンション標準装備で、コーナリング後の加速性の向上や安定性等を飛躍的に向上させるMスポーツ・ディファレンシャルも搭載しているのでどんな状況でも安心してアクセルを開けていけます。走行安全装備も至れり尽くせりなのでやや面白さには欠けますが、逆にそのおかげで安心感満点で楽に振り回せる車です。
【乗り心地】上記の仕様で私にはちょうどよいサスペンションですが、助手席の妻にはちょっとハードなようです。トランクルーム容量は2人分の小旅行用として十分過ぎくらいですが、2シータオープンスポーツカーですのでパートナーとの旅行向きではないです。でもコンフォートモードでのんびり高速道路のオープン走行感が良い感じ。メッシュのウインドリフレクターが後ろからキャビンに進入してくる風の巻き込みを抑えてくれるので快適です。天気の良い日の日帰りドライブが最高です。
【燃費】3リットル直6ツインパワーターボで、渋滞以外では主にスポーツモードしか使わないので当然燃費は良くはないです。燃費は期待してはいけません。
【価格】スープラより割高ですが、このデザインと個性と走行感であれば納得かなと。私は気にしませんが国産高級車やメルセデス基準で内装にもっと高級感を求める方には高く感じると思います。(比較にするのは暴論でどうかと思いますが個人的に私が乗っているオートバイのCBR1000RR-RやS(M)1000RRと比べればコスパ的に激安に思えます)
【総評】スーパースポーツバイクでのサーキットレース経験者の私としては、オープンエアのバイク感覚で非常に楽しく安心感満点で遊べる車です。当たり前ですがヘルメットを被らずオープンエアが楽しめるのが天国ですね(笑)
オープンカーながら実用性十分で快適で安全で走りの楽しいこのZ4に十分満足しています。また、某国産車で人馬一体を看板にしているオープンスポーツカーがありますが、私個人はMTを1週間乗っても退屈でむしろZ4よりコスパが悪く感じました(私見ですのでファンの方ごめんなさい)。今のところ、Z4 M40iが私にとって理想に近い人馬一体的な車だと思っています。人によって馬(または2輪車)の基準が違うのであくまで私の基準です。
ちなみにサーキット走行では完全にパワー不足かつ剛性不足なので、この車は一般道で遊ぶのに私にはちょうど良い車だと思います(あくまで個人的な感想です)。サーキット走行なら間違いなく兄弟車スープラのほうが向いていると思います。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- スポーティ
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2020年7月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 855万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 20万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった8人
「Z4モデル 2019年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
---|---|---|
使い勝手の良いオープン | 5 | 2022年7月3日 02:19 |
見た目と味付けはラグジュアリーオープンカー、中身は本格派 | 5 | 2022年6月21日 22:40 |
オープンカーっていいよね。 | 5 | 2021年8月25日 03:37 |
現状、私にとって理想に近い人馬一体的な車 | 5 | 2021年8月15日 16:50 |
オープンカー希望ならおすすめ | 3 | 2019年11月29日 20:35 |
お金がある方なら、いいんじゃあないですか。 | 3 | 2019年6月24日 19:14 |
Z4の中古車 (全3モデル/336物件)
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Z4 sDrive20i Mスポーツ ワンオーナー 茶革シート シートヒーター HUD ドライビングアシスト BSM RAYS18インチAW ブラックグリル ナビ Bカメラ
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- 走行距離
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- 車両価格
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- 諸費用
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- 年式
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- 走行距離
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- 車両価格
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- 諸費用
- 18.0万円
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- 走行距離
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- 支払総額
- 290.8万円
- 車両価格
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- 諸費用
- 11.0万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 4.8万km
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- 支払総額
- 200.2万円
- 車両価格
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- 諸費用
- 20.4万円
- 年式
- 2013年
- 走行距離
- 5.5万km
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