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フォルクスワーゲン up! 2012年モデル orange up!(2014年1月27日発売)レビュー・評価
up!の新車
新車価格: 189 万円 2014年1月27日発売 (新車販売終了)
中古車価格: 39〜75 万円 (6物件) up! 2012年モデル orange up!の中古車を見る
※ランキング順位と満足度・レビューは2012年モデルの情報です
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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性 | 4.26 | 4.32 | -位 |
インテリア 内装のデザイン及び機能性 | 3.80 | 3.92 | -位 |
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など | 3.90 | 4.11 | -位 |
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 | 3.98 | 4.19 | -位 |
乗り心地 乗り心地のフィーリング | 4.02 | 4.03 | -位 |
燃費 燃費の満足度 | 4.37 | 3.87 | -位 |
価格 総合的な価格の妥当性 | 3.92 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
自動車(本体) > フォルクスワーゲン > up! 2012年モデル > orange up!
よく投稿するカテゴリ
2016年9月22日 19:30 [962714-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 4 |
色々と言われているASGですが、シフトアップ時ではエアコンのON、OFFでかなり違います。
エアコンオフ時はアクセルを余り踏み込まなければ、ほぼ決まった速度になるとシフトアップするので、その際にちょっとだけアクセルを戻せばスムーズに繋がります。
これがエアコンを入れてると、なぜかシフトアップのタイミングが遅くなります。これがつかめないので、アクセルを戻すタイミングもわかりません。従って多少ギクシャクします。
ブレーキを踏んで停止するまでの間、律儀にも1速までシフトダウンするのですが、これはアクセル操作ではいかんともしがたく、当然に多少のショックを伴うことになります。
この、「ギクシャク」なんですが、自分の体調の良し悪しのせいなのか、その日のASGの調子なのか、日によって随分感じ方が違う気がします。気にすれば気になるし、そんなもんだと割りきれば全く不快ではない、そんなレベルなのかもしれません。海外のレビューでもASGは余りほめられてはいなかったので、やはりMTのほうが合っているのだとは思います。
こんなこともあってか、信号の多い渋滞ぎみの道では真価を発揮できません。ヨーロッパのようにちょっとした郊外のくねった道を時速100キロ近くで流す、という乗り方に合わせてあるのだと思います。よって日本でも、小さいクセに都内よりも地方郊外のバイパスを流すほうが、はるかに気持ち良いです。
さて、ASG以外の点では・・・
乗り心地 フラットな路面はもちろん、多少ラフな所でもショックは最小限で、軽いワインディングではまさに空飛ぶじゅうたんのような気分。やわらかすぎず硬すぎず。絶妙です。荒れた路面を低速では、ホイールベースとトレッドの小ささ故、ゆさぶられる感じになるのは仕方ないです。特別仕様で16インチを履いていますが、ゴツゴツ感はほとんどありません。
直進性 とにかく真っ直ぐ走ります。最近レンタカーでクラウンに乗りましたが、フラフラするので驚きました。UP!はホイールベースを考えると驚異的です。
操舵性 なかなかドッシリしていて頼もしいです。クイックすぎず、意のままです。
シート これが気に入って買ったようなものです。クッションが薄そうに見えるのに痛くならず、面全体で包み込んでくれる感じ。しっかりホールドするのに、夏でも蒸れません。フロントは座面が長いので、小柄な人だと合わないかもしれません。また、シートバックが巨大なので、バックの時に後ろが見づらいです。リアシートは小さめでシートバックも立ちぎみですので、快適とは言えないですね。
エンジン 余りスムーズに回らず、低速ではエギゾーストの音も快音とは言えず、いかにも実用車的です。0.8L位でターボを付けるほうが良かったと思います。
インテリアデザイン 海外のデザイン家電のような、レトロ感もあるモダンなデザインです。プラスチック感が、と言われる方もいますが、本革や本杢でもあるまいし、ソフトパッドだってしょせん石油製品ですので、自分的には変な偽物よりUP!のような潔さには共感できます。助手席のパワーウィンド・・・本国の最新型は運転席にもスイッチが付いたようです。こればかりはあったほうが換気のときは便利ですね。
外観デザイン 最近のクルマは流れるようなラインが入ったものが多く、それと比べると非常に地味に見えてしまいます。デカ目のホイールを履くと、まあいいかな。でも、よく見ると細かいところまで良くデザインされているな、と感じます。ホイールアーチの形だとか、面の張り具合など・・・非常にクリーンな感じ。チンクエチェントやミニなどの一見してファッショナブル、というのとは違うんですが。crossup!は、良い!と思ったらシートヒーター無し。惜しい。
燃費 郊外の信号が少ない道ではエアコンオフで20km/Lを越えることがしばしばです。エアコンを入れると15から17位です。信号が多く渋滞ぎみだと15を下回ることもあります。
その他いろいろ オプションのナビはしょせんポータブルで、イマイチです。スマホホルダーを選べると良かった。ドアの締まり音は金庫の扉のようで、ガッチャン。とてもリッターカーとは思えません。6スピーカーの音は低音も効いて大人っぽい音です。ドンシャリではないので、気に入らない人もいると思います。Aピラーは最近のクルマにしては立ちぎみで細く、前方の視界は良好です。屋根も前よりまでカバーしてくれるので、夏の日差しもキツくないです。
総評 ASGは慣れる人とそうでない人で半々かと思います。運転を実感して乗るのが好きな人には良いですが、そんなこと考えて乗るのはイヤだという人には全く合わないクルマです。それと、色々便利な機能がないとミジメになるという人にもしかりです。それらがクリアできるのであれば、それと、小さくても中身がギュっと詰まったクルマが好きな人であれば、男女を問わず長く乗っても飽きが来ず、むしろどんどん愛着が湧くような良いパートナーとなることでしょう。長距離を走ってもクルマ疲れ(特にフィーリング的なもの)が非常に少ないクルマです。
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プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2014年6月3日 10:01 [537051-5]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
国産車では見かけない独特のカラーは一見の価値アリ。 |
オレンジのボディカラーとブラックのリアハッチのコントラストが素敵。 |
16インチ化されたことで安定性が顕著に向上。 |
専用シートにもオレンジのステッチが施される。 |
ダッシュパッドもオレンジ尽くめである。 |
ワインディングでも、楽しめるのはup!の魅力である。 |
国内上陸当初から、フォルクスワーゲン「up!」の長期テストをいくつかの媒体で敢行している筆者ですが、イチバンのお気に入りが、「オレンジ アップ!」 です。
「ホットオレンジメタリック」が650台、「ディープブラックパールエフェクト」が200台、「リフレックスシルバーメタリック」が150台の合計1000台の限定車です。
中でも、全てがオレンジの専用色の「ホットオレンジメタリック」の広報車両を個人的に10日ほど借用し、長距離走行を敢行しました。
■エクステリア&インテリア■
この限定車は、ピアノ風ブラック塗装のドアミラー、大径の16インチ専用デザインのアルミホイール、UVカット機能付きのダークティンテッドガラスを装備しています。
3色のボディカラーの内装は、オレンジ色の専用ダッシュパッドを装備。また、「up!」のロゴを配したレザー3本スポーツステアリングホイール、レザーハンドブレーキグリップにオレンジステッチを施しています。また、専用デザインのシートにオレンジパイピングを設定し、明るさを表現。ドアシルプレートにも、オレンジ色のラインが引かれています。
■インプレッション■
これまでに数千キロは乗ったであろう「up!」ですが、このオレンジのダッシュパネルのインテリアに収まりますと、これまた違うクルマの印象を受けます。
エンジンには手が入っていませんが、3気筒エンジンとは思えない、静粛性、そして振動のなさに毎回驚かされます。
トランスミッションは「up!」の為に開発されたシングルクラッチタイプのトランスミッション「ASG」、「SQ100」型。確かに「D」レンジのままですと、アクセルを踏みっぱなしでは、失速感がありますが、以前も記したとおり、このミッションは、マニュアルモードにし、シーケンシャルMTのように加速して、軽くアクセルを話し、シフトを上げ再度アクセルを踏むという走り方のほうが、スムーズに走ることができます。筆者の周囲にも、長年MTを乗り続けた高齢者ドライバーが「up!」のオーナーですが、この乗り方が、イチバンだよ!と楽しそうに語ってくれました。
直列3気筒DOHC12バルブ999ccは、最高出力75ps(55kW)/6200rpm、最大トルク9.7kg・m(95N・m)/3000〜4300rpmを発生しますが、相変わらず非力を感じるシーンはほぼ皆無です。街中では、グッっと押し出し感のある加速で、シグナルスタートも速く活発に街中を泳ぐことが可能です。
高速道路でも、全長3545mmというコンパクトなボディからは想像もできない程の直進安定性で、ノンストップで300キロほどの距離を走っても、疲労は最小限でした。一見何の変哲もないシート形状ですが、この辺りはさすが欧州車品質。腰痛に見舞われることも皆無でした。
最高出力75psと聞きますと非力に感じますが、このサイズのコンパクトカーとしては、十分速いといえる動力性能を持ち合わせており、その気になれば、国産車のリミッター作動速度以上まで加速できる能力を秘めております。
タイヤは16インチ化されましたが、かえって15インチモデルよりも相性がよく、高速コーナーでも、最低限の舵角で、トレース。どアンダー丸出しの国産ミニバンを尻目にスイスイ駆け抜けてくれました。
ワインディングの急勾配ではさすがに低いギアを多用することになりますが、3気筒エンジンとは思えない抜けのよいサウンドが気持ちよく、ドライバーを思わずその気にさせてしまいます。シングルクラッチタイプのトランスミッション「ASG」を駆使して走れば、非力感を感じることはありません。16インチ化によりステアリングに伝わる接地感も得られ、コーナリングの限界も向上。コーナーでの進入速度は、軽さを武器に、まるでミズスマシのように、タイトベントをクリアしていきます。
ブレーキも国産のコンパクトカーに比べますと、やや踏力を必要としますが、「カックンブレーキ」ではなく、ドライバーに意に忠実な制動が実に好感を持てるものでした。
燃費は相変わらず良好で、街中を普通に流しても13KM/L〜15KM/L。高速道路を大人しく流せば、20KM/Lをコンスタントに記録します。
是非とも、この「up!」にアイドリングストップ機構や回生システムなどを導入して欲しいところです。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった63人(再レビュー後:18人)
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