Kakaku |
『最高級車ではなく、ハイブランドスニーカーのような車』 レクサス LBX 2023年モデル ponko214さんのレビュー・評価
LBXの新車
新車価格: 460〜576 万円 2023年12月下旬発売
中古車価格: 535〜630 万円 (23物件) LBX 2023年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > レクサス > LBX 2023年モデル > Relax
2024年1月16日 11:53 [1803235-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 4 |
納車前につき、これはD試乗車の画像です。 |
||
【エクステリア】
外観の好き嫌いは個人の好みではありますが、コンパクトSUVとしては最上位だと思います。
RXもNXはとても上質で見惚れるほど素敵なデザインですがLBXも引けを取らないデザインです。
実車は前後フェンダーの凸凹が絶妙で美しく非常にボリューミーで迫力あります。
テールデザインの一本字テールランプも美しく見惚れます。
【インテリア】
私が選択したグレードはRelaxですが、サドルタンの本革シートに綺麗なステッチがとてもいい。
座面にまでステッチがあるのは今までなかった仕様です。シートベンチレーションを装備しようとすれば座面をパーフォレーション(穴あき)シートにしなければならないので、座面ステッチを採用した結果、ベンチレーションをOPでも装着出来なかったのかなと思います。
乗車する度にこの内装に包まれて運転出来ることを非常に嬉しく思います。
【エンジン性能】
試乗しましたが3気筒の音や振動はほぼ車内に侵入してきません。
ヤリスクロスと乗り比べると同じエンジンとは思えません。
加速時だけ、3気筒エンジンの音や振動が伝わってきますが気になるかと言えば、私は気になりませんでした。個人の感想レベルではありますが、そう感じる人が多いのではないかと思います。
【走行性能】
バイポーラ型ニッケル水素電池の恩恵を受け、アクセルレスポンスが非常に良くて軽快感すごい。
直進性も高く、コーナーリング時も、まるで線路の上を走ってるようで、レクサスらしさ満載です。
【乗り心地】
GA-Bプラットフォームに、バランスシャフト追加、前後トランスアクスル新開発、電子制御の刷新、溶接打点増設、振動低減接着剤採用など多岐に亘って徹底的に煮詰められています。
なんと言っても静粛性が段違いです。
「この車は6気筒ですよ」、「サスペンションは前後ダブルウィッシュボーンですよ」と?言われても誰も気づかないレベルです。
何故ならその静粛性に加えて、エンジンがかかってもほぼ振動を感じません。
道路のギャップやピッチの突き上げをしなやかに追従してサスペンションで吸収します。
【燃費】
WLTCモード燃費27.7km/リットル
ヤリスクロスより約100Kg重いことを考えると十分に優秀です。
【価格】
良い車は高くて当然とは言え、トヨタ基準より50〜80万円くらい高い気はします。
「小型車のヒエラルキーを超えた『最高級車だ』と豊田章男現会長が言ったのに
Sベンチレーションも電動テレスコも助手席パワーシートも付かないじゃないか!」
と、LBXは各方面で批判を受けていますが「ヒエラルキーを超える=最高級車が保証されているはず」という勘違いが独り歩きしてしまった感があります
LBXの装備に不満な方には同じサイズ感のUXがあります。
最高級車が欲しい方は、LBXを検討せずにUXを選択するのが良いでしょう。
UX以上の車種であれば欲しい装備は全て揃います。
【総評】
?とても視界が良い。前後側面全てよし。
?車輌感覚が掴みやすい。車体が小さく感じる。
?ドライビングポジションがすごく良い。ヘッドクリアランスの余裕がいい。
?静粛性ものすごく高い。エンジンかかっても不快な音や振動を感じません。
?ロードノイズやピッチ突き上げをほとんど感じない。
?剛性の高さは乗った瞬間に分かる。重厚な乗り心地がすごくいい。
?決して速くはないが加速は軽快。
?ハンドリングとてもいい。コーナーでは頭が軽く感じる。ちょっと意外なくらいに良い。
?上質だけど高級車という感じではない。思った以上にカジュアルな雰囲気。
?HUディスプレイの位置が絶妙。
?アドバンスドパークは操作が早くて優秀。
?エンジンフードのつっかえ棒は頂けない。大したコストかからないのにダンパー不採用。
?家族4人向けには向かない。クーペ+エマージェンシーリアシートの車だと思えばお得かと。
?ラゲッジスペースは十分広い。
?後席狭いけれど、背丈180cm/体重90kgとか大きな人が乗らなければ全然問題ないでしょう。
確かにLBXは最高級車ではないと私も思います。
サンバイザー周りの材質やエンジンフードのつっかえ棒、カーテシーランプ不採用など
様々なコストダウンの痕跡が見受けられます。
しかしながら100点満点の車のみが市販を許されるわけではありません。
それを補って余りある魅力がある車であれば価値があると私は思います。
LBXのコンセプトは「Premium Casual」です。
カジュアルでありながら気楽に乗れるハイブランドのスニーカーのような車が欲しいと現会長が求めて開発が始まったのがLBXです。
ヤリスクロスにレクサスのバッチを付けただけの車だと言う方がいますが、全然そうではありません。試乗したら誰でも分かります。
ヤリスクロスHIVに付けたいオプションをすべて付けると実際に見積すると350万円、
それに装備追加と各部ブラッシュアップ設計に120万円、レクサスブランド利益が80万円と考えたら付けたいオプションを全て付けて550万円なら私は妥当だと思います。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった44人
「LBX 2023年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
---|---|---|
ブレイクスルーの名に恥じない車(2024/5/7追記あり) | 4 | 2024年5月7日 19:47 |
後部座席扉ボディー部分に貼ってあるフィルムみたいなものは…? | 5 | 2024年4月23日 03:14 |
自分が気に入るかどうかですよ | 4 | 2024年4月14日 22:04 |
ハリアー(2014年式)からの乗り換えです | 5 | 2024年4月13日 22:07 |
ごく普通の車 | 2 | 2024年4月13日 10:13 |
どこへでも気兼ねなく行ける相棒のような車 | 4 | 2024年3月31日 15:55 |
小さくても高級車は本当 所有者の意見 | 4 | 2024年3月28日 15:43 |
ドライバーズカーとしてなら最高 | 5 | 2024年3月5日 06:27 |
エンジン音気になります | 4 | 2024年3月2日 19:17 |
Bセグメントの小さな高級車といえるLBX。人気モデルの予感です。 | 4 | 2024年2月20日 12:25 |
LBXの中古車 (23物件)
-
- 支払総額
- 573.6万円
- 車両価格
- 559.9万円
- 諸費用
- 13.7万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 0.4万km
-
- 支払総額
- 538.0万円
- 車両価格
- 528.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 6km
-
- 支払総額
- 630.0万円
- 車両価格
- 620.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 8km
-
- 支払総額
- 572.8万円
- 車両価格
- 548.0万円
- 諸費用
- 24.8万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 0.2万km
-
- 支払総額
- 535.0万円
- 車両価格
- 525.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 14km