Kakaku |
ジープ レネゲードレビュー・評価
レネゲードの新車
新車価格: 435〜620 万円 2015年9月5日発売
中古車価格: 98〜582 万円 (433物件) レネゲードの中古車を見る
※ランキング順位とレビュー点数は最新モデルの情報です
モデルの絞り込みモデル別にレビューを絞り込めます。モデル指定のない過去の投稿は絞り込まずにご覧ください。
モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
レネゲード 2015年モデル | 4.26 | —位 | 13人 | |
モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 0人 | - |
レネゲード 2015年モデルの評価
- 2 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性 | 4.60 | 4.32 | -位 |
インテリア 内装のデザイン及び機能性 | 3.89 | 3.92 | -位 |
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など | 4.26 | 4.11 | -位 |
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 | 3.74 | 4.19 | -位 |
乗り心地 乗り心地のフィーリング | 3.64 | 4.03 | -位 |
燃費 燃費の満足度 | 3.59 | 3.87 | -位 |
価格 総合的な価格の妥当性 | 3.72 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
自動車(本体)のレビューは、モデル別の投稿となりました。上記絞込みからモデルを選択して投稿してください。
モデル指定のない過去の投稿は閲覧のみ可能です。
レビュー表示 |
|
---|
自動車(本体) > ジープ > レネゲード 2015年モデル > Limited
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 2件
- 0件
2023年9月27日 09:06 [1762649-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 3 |
価格 | 3 |
【エクステリア】
新車から3年目の車検時に売却。
外観は、伝統の7グリル、丸目ライトとジープの伝統はもちろん継承。非常に個性的なデザイン好き嫌いは別れるか。全高が1695ある分、全長がかなり短く感じる。ずんぐりむっくりな印象。アメ車だが、フィアットベースのイタリアンテイストなので、そう言われるとお洒落、デイライトは、やや不必要な…。
【インテリア】
内装は、きれいにまとめられており、特段の不満は無し。このクラスにしては、リミテッドは、付属装備が充実しており、特にシートヒーターに加えてハンドルヒーターは、ベンツのディーラーさんに行った時も驚かれた。レザーシートとの事だったが、よくよく聞くとフェイクレザーとの事。逆にだから、少し柔らかく乗り心地はいい気がする。
【エンジン性能】
1.3リッターのターボエンジンで、普通乗りでは不満無し。高速の合流も全く問題無し。6速ATは、軽快に走れるし、時速100キロ超えても5速で走行でき、まだまだ余裕がある。静粛性もあり、この項目は、全く不満無し。
【走行性能】
静粛性、走行性能ともに普通乗りなら全く不満無し。唯一は、斜面で停止した時にかなり後進してしまう所。立体駐車場とうの斜面で停止してしまった時は、十分注意が必要。
【乗り心地】
特段の不満無し。前述したが、このクラスにしては、かなりの装備が付いており、快適だと思う。シートヒーター、ハンドルヒーター、パワーシート…等、快適装備が充実。
【燃費】
今、現在ラングラーに乗っており、それを考えると良い方かも。アメ車なのに、ハイオク仕様だが、下道でもリッター10以上は走る感じ。今の時代の国産車に比べたらもちろん悪いですが。
【価格】
これが一番感じる。自分が新車で買った時から、正直新車価格が100万近く上がっている。しかも今の新車は、半導体不足で、前照灯がLED仕様じゃ無いとか随所で物が違うとの事。気にならなければ、特にリミテッドは、装備も充実しているし、買いなのでは。
唯一は、もちろんわかっていて買っているけど、4WDでは無い所。せっかくジープを買って4WDじゃ無いの?って所を気にしないなら良いかと。
今現在、モデルチェンジしなければ、リセールも高くチャンスかと。
【総評】
総じて、とても良い車だと思う。アメ車に乗る気分を味わいたいなら、おすすめ。アメ車だけどイタリア車でオシャレ。自分は、買ってよかったと思っている。唯一不満は、もしかしたらこれ1番重要かもですが、買ったディーラーの担当営業の人が、買うまでは、連日連絡くれたり、疑問にも丁寧に対応してもらったが、契約のハンコを押した途端、そっけなくなり、1ヶ月点検などで、来社した時も、自分の机で、軽く頭下げるだけ。こちらとしては、1ヶ月乗って、買って良かったとかの話をしたかったが、そんな雰囲気無し。あまりの変わりように、担当を変えてくれるように店長に頼んだくらい。営業は、売るのが仕事なのはわかりますが、もう少し違った対応できるのでは?
まあ、この人が特別なんでしょうが。
それ以外は、不満無し。
参考になった13人
このレビューは参考になりましたか?
自動車(本体) > ジープ > レネゲード 2015年モデル > Limited
よく投稿するカテゴリ
2021年11月21日 10:07 [928464-3]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
5年半乗って売却したので最終レビューです。
【エクステリア】
最高でした。色も良かった。
【インテリア】
装備はBセグコンパクトとしてはかなり頑張っていました。
質感も良い方だったと思います。
【エンジン性能】
踏めばパワーがあり良いエンジンだった。
CVT・ATと比べてDCTはダイレクト感があり、パワーロス感も無く良かった。
【走行性能】
どっしり安定してるし、背の高さのわりにロールが少なく良かった。
【乗り心地】
静粛性も十分だったし、特に不満は無かった。
【燃費】
気にしてなかったので、分かりません。
【価格】
安いと思います。
【総評】
良い車でした。
レネゲードは、初めて車検を2回取ったほど気に入っていました。
故障は全く無く、安心して乗れる車でした。
ただ、家族が2回ぶつけて修理をしましたが、部品代が異常に高いので注意です。
今回、車検時にバッテリー交換、車検直後にブレーキパッド交換、今後もタイミングベルト交換、ブレーキローター交換など、維持費が勿体ないので他社の車に乗り換えました。
乗り換え候補にマイナー後レネゲードもありましたが、
改善点が自動格納ミラーくらいで、
エンジンが高回転気味で乗りにくくなり、かっこ悪いモニターが付いたせいで物理スイッチが減り操作性がダウン、恥ずかしいイカリング、フロントバンパーのデザイン破綻など、改悪ばかりで候補から外れました。
参考になった68人(再レビュー後:21人)
このレビューは参考になりましたか?
自動車(本体) > ジープ > レネゲード 2015年モデル > Limited
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 2件
- 3件
このレビューは参考になりましたか?
自動車(本体) > ジープ > レネゲード 2015年モデル > Limited
2021年4月16日 21:17 [1444399-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
最近は乗換も考え、色んなクルマをリサーチしているところです。
アメ車って今まで触れる機会が少なかったし、有力候補にもありませんでした。
でも、知らないってのは、損でしかないし、「自分の所有するならコレ位のサイズが良いかな?」と、興味本位で乗ってみる事にしました、レネゲード。
【エクステリア】
個人的にはとてもアリです。
ラングラーのようにイカツイクロカンではなく、チェロキーのような本格SUVでもなく。
遊びゴコロがあって、実に親しみやすい。
Jeepブランドだってのは、一瞬でわかるのに、
ディフォルメされたオモチャみたい。コリャ楽しい。
【インテリア】
アメ車ってもっと大雑把っていう勝手なイメージがありましたが、ここは見事に裏切られました。
スイッチ類や機能の多い事、多い事。
細かく、煩雑で、いちいち覚えにくい。
悪い時期の日本車でも、ここまでじゃなかった。イタ車の悪い部分を拾っちゃったかな?
シートはレザーにしては乗り出しから滑る感じが薄く、形状にも交換が持てました。ややクッションが薄いか。
「レザー」とカタログでも表記が有りますが、後で明かされたのは「フェイクレザー」との事。ショックですね(笑)
その方が、安全性も、メンテナンス性も、経年耐久も優れるもよう。
【エンジン性能】
1.3L 4気筒ですが、なかなかどうして、パワフルでトルクフルです。登坂、追い越し、楽々で、驚きました。
しかし、音は良くも悪くもワイルドで、3気筒では?と聴き誤りました。4ですね。
試乗車はデュエルクラッチ6速。
クリープは殆ど無く、出だしはしっかり踏まないと発進出来ません。女性はどうかな?
低速域の変速ショックは、在るにはありましたが、カドは無く、上々と判断します。
【走行性能】
「走る」
想像より、直進安定良く、またこの車体でも風の影響を受けにくいようです。
慣れないクルマの試乗でしたが、疲れた感がなかったのは、安楽に走ったお陰だと思います。
「曲がる」
想像より、よく曲がります。下りコーナーでも、良く粘って、ライントレース見事です。
反面、ステアリング操作に、クイックで過敏気味で、アメ車を意識させる大らかさがなかったのは期待を裏切られました。
「止まる」
あまり記憶に残りませんでした。
自然と言えるのかもしれませんが、特に感動を覚える上質感や安心感が無かったとも言える。
チト面白みは薄かったんでしょう。
【乗り心地】
路面の不整を、特にリアは分かりやすく伝えてきますし、前後方向の揺れは大きいクルマです。
走り始め、「硬いかな?」と思わせましたが、距離と共に熱が入ったか、不快なものとは感じなくなりました。
カドは丸まっていますが、快適とは言い辛いものです。
また、遮音性も低く、エンジン音はなかなか盛大に入ります。
「Jeep乗ってんだぜ」という感覚で、他との水準と異なると覚悟は要るかもしれません。
【燃費】
WLTCで14km/Lそこそこ。
1.3Lとこの車体としては頑張っているとも思えますが、他社コンパクトSUVとの比較はキビシイでしょう。
そして、アメ車と思ったら、ハイオク仕様。
こんなトコもイタ車でした。
【価格】
う〜ん。
発売開始時よりlimitedは随分値上がったんですね。
先進安全機能が特別優れている訳でもなければ、上質感があるとも思えない。
【総評】
FCAグループ内で、フィアット500Xと兄弟関係にあるというこのクルマ。
自分の中の勝手なアメ車イメージより、はるかにイタ車に近い感触で戸惑いました。
ファッションで乗るのには、面白いかと思います。とても個性的で毎日を明るく、楽しくしてくれるでしょうから。
ただし、「良いクルマか?」といえば、個人的には「?」ですね。
上質とは言えない乗り心地やユーティリティ。SUVが群雄割拠する今、商品力としては難しい面を感じたのも事実。
これだから、試乗ってしてみないと判らないですよね。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった9人
このレビューは参考になりましたか?
自動車(本体) > ジープ > レネゲード 2015年モデル > Trailhawk
よく投稿するカテゴリ
2021年1月3日 18:38 [1405776-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
2015年モデルのトレイルホークに乗っています。3年30,000キロ走ったので、吟味してレビューしたいと思います。
【エクステリア】
唯一無二のデザインだと感じます。街の中で他の方のレネゲードを見かけても目を惹きます。
ウィリスのDNAを受け継ぎながら、先端のデザインで蘇った新しいジープですね。
サイズ的にもウィリスの正当な後継車かもしれません。
アメリカの無骨さがイタリアで洗練されて誕生したというルーツがよく現れています。
3年が過ぎた今でも駐車場に停めたレネゲードを見るたびに買ってよかったなと思えます。
【インテリア】
黒の統一感とオレンジの遊び心に溢れたインテリアです。
タコメーターのカラーボールが当たったようなレッドゾーンがお気に入りです。
押し付けがましくない遊びが入っており、フロントウィンドの端に小さなウィリスジープが走っているなど、シンプルで飽きが来ません。
フロント側天井が自動で開くマイスカイがあるタイプに乗っています。サッと開くことができ、桜並木の下を走ったり、月を見上げたり、ガラス越しよりも五感で自然を感じることができることがとても気に入っています。
車長は控えめですが、幅がある分、広く感じます。トランクルームも必要十分な広さが確保されています。リアシートを倒せばロードバイクもサドルを下げずにそのまま倒して乗せられます。
ファブリックシートは蒸れにくく、高速で1-2時間ほど運転していても快適です。
運転席の足元左に踏ん張ることのできるフットレストや、助手席前のバーなど、悪路走行を想定した細かな機能がついているところはジープならではですね。
下記のサイトでリアシートにISOFIXが取り付けられないとありましたが、嘘です。
左右にひとつずつ計2箇所ISOFIXを取付けるところがついています。
https://www.colorful-motors.com/jeep-renegade-interior/
【エンジン性能】
トレイルホークの2.4 Lエンジンはパワフルでありながら、9ATとの相性がよくとてもスムーズです。
NAなので低回転からムラなく力強く走ります。
若干、高速合流での加速で踏み込んだ際にレスポンスがワンテンポ遅い気がしますが、慣れました。
リミテッドとの違いはタイミングベルトがチェーンで耐久性が高いことと、エンジンがクライスラー製の2.4 Lであることです。(リミテッドはフィアット製1.3 Lダウンサイジングターボ)
クライスラー製エンジンは、ファンの軸(詳しくはわかりません。すみません。)がまれにズレることがあるらしく、万が一載せ替えになると50万ほどかかるとのこと。
もしトレイルホークを中古を買われる方は、エンジンルームをあけてエンジンをかけ、カタカタ音がしないかをチェックすることをお勧めします。
【走行性能】
走行は9ATの出来が良く、ストレスはありません。カーブ等でも安定しており、横風にも力強く安心して走れます。
他の方も書かれていますが、初期ロットではブレーキ鳴りがあります。対策済みのブレーキパッドに交換すれば直ります。私はディーラーにて無償交換してもらいました。
ディーラーの対応は地域差があるようですが、東海地区はとても対応が良いです。(国産大手のお膝元のため、メンテナンス対応が良くないと売れないとのこと)
個人的には営業の方も含め、ディーラーの質の高さも購入の決め手のひとつでした。
【乗り心地】
停車時の静粛性はしっかりしています。
走行時はそれなりの騒音がありますが、マイスカイで天井が薄めなせいかもしれません。
運転席の左後ろの天井からカタカタ音がしていましたが、一部ネジの取付けるところが緩かったようです。
これもディーラーに詰め物をして対応してもらいました。
【燃費】
トレイルホークはガソリンで、都市部で7〜8 km/L、高速だと12 km/Lくらいです。郊外なら10 km/Lは走ると思います。
同タイプの本格SUVと比べれば燃費は良いと思います。
【価格】
コンパクトジープは価格もコンパクトで魅力的です。
新型は値上がりしているようですが。。
【総評】
アメリカのフロンティアスピリットがヨーロッパで洗練されたジープがレネゲードではないでしょうか。
特にトレイルホークは、アメリカの魂とも言える2.4 Lのクライスラー製エンジンが、ヨーロッパの洗練されたデザインのボディに搭載されたモデルだと思います。
細かなトラブルは多少ありますが、自分の場合はディーラーがしっかり対応してくれているので何も問題ありません。
そうした手入れも含めて、この車との積み重ねになっています。
いろいろ書きましたが乗っていても眺めていてもシンプルに楽しめる車でオススメできます。
参考になった8人
このレビューは参考になりましたか?
自動車(本体) > ジープ > レネゲード 2015年モデル > Limited
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 2件
- 0件
2020年1月17日 22:21 [1293056-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
納車後一年半、11,000km走行後の感想(所有者は、妻)
良い点
・装備は、同クラスの国産、海外モデルと比べても、高水準にあると思う。
・流行りに左右されなそうなエクステリアデザイン。
・プラスチッキーだが、ソリッドな感じでうまくまとめられたインテリア。
・車体自体の剛性感(守られてる感)は、強い。ドアを閉めた後は、自分の欧州ミドルサイズSUVよりもいい音がする気がする。
悪い点
・低速域でギクシャクする。
・後席は、あまり広くない。小学生の低学年2人がちょうどいいサイズ。
• 全幅は、狭い道では気を使う。
・ブレーキが鳴く
不満はあれど、可愛くて憎めない車。
細かいことを、外車だから...と諦められれば、素敵な相棒になれると思う。
参考になった23人
このレビューは参考になりましたか?
自動車(本体) > ジープ > レネゲード 2015年モデル > Trailhawk
よく投稿するカテゴリ
2019年10月26日 16:50 [1270610-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 4 |
価格 | 無評価 |
BU24、トレイルホークです。
2017年10月に初登録の認定中古車です。
2019年1月に購入しました。
購入してから10,000km余り走りましたので、
この機に、気づいたこととか書いてみます。
「ここが悪い」が「ここが良い」より多いですが、
お気に入りのクルマです。(^^)
【ここが悪い…と思う点】
■本当の姿(仕様)がよく分からない■
カタログはもちろん、なんと取扱説明書にも、
「記述内容は、日本仕様と異なる場合がある」
との旨、お断りが書いてある。
実際に、異なっているところがいくつもある。
■ストラット(の筒)とタイヤの間が狭い■
前輪では指が入るが、後輪では指が入らない。
タイヤ、タイヤチェーンの選択肢も、とても狭い。
タイヤに付いた泥で、ストラットを擦りそう…。
■荷室の幅が狭い■
幅は、軽自動車にも負けている。
75cmサイズの雨傘が、斜めにしないと置けない。
前に乗っていた車でよく積んでいた荷物の中に、
積めなくなったものがある。
■1.8mもある全幅は広すぎる■
全幅に関しては決して「コンパクト」ではない。
林道のほか、旧市街地や山村、島などに行くと、
入って行くのが躊躇われる道がいっぱいある。
■シートが(私には)合わない■
私の体が、シートに対して小さいのだろう。
運転に最適なシートポジションを採ると、
ふくらはぎ上部がシート前端に強く当たるうえ、
お尻が沈んだようにもなる。
しかも、最適なシートポジションを採っていても、
走行開始後30〜40分で、腰が痛くなる。
■感覚とずれのある、ATのMモード■
エンジンブレーキを効かそうと、一段下げても、
エンジン回転数を合わそうとするのか、
直ぐにはエンジンブレーキが効き始めない。
その間、ニュートラルみたいな空走感があり、
下り坂では、ちょっと焦る。
■アメ車は電装が弱い…は、本当かも■
購入後1ヶ月ほど経った時、
ラジエターファンのヒューズ切れが起きた。
まだ寒い時期だったから良かったものの、
夏だったら、オーバーヒート必至だ。
これ、リコールかサービスキャンペーンでは?
■フロントガラスの枠が劣化■
フロントガラスを留めてある、ゴム風の黒い枠。
ガラスを拭く際に、こいつも拭くと、
古いワイパーゴムみたいに、雑巾に黒く付く。
このまま劣化が進むと、雨が漏り始める?
ガラスが外れる?…などと、ちょっと心配。
■消耗品が高い(…まずは、オイル)■
純正のエンジンオイルが、2,000円/Lもする。
オイル交換時、オイルだけで諭吉さんが消える。
輸入車って、こんなもの?
【ここが良い…と思う点】
■渡河(冠水路走行)が可能■
いわゆるコンパクトSUVの中で、
取扱説明書に渡河方法が示されているのは、
現行車では多分、レネゲードとジムニーだけ。
走行可能水深は、約48cmと深くはないが、
ほとんどのSUVが、冠水路走行を禁じる中、
冠水路走行が可能な、貴重な存在。
■締りのあるサスペンション■
未舗装林道の凹凸でもあまり暴れず、
高速道での安定感、カーブでの踏張り感も。
これが四輪ストラットの特長…かもしれないが、
実はこの車、脚はKONIのFSDなんだとか。
FSDのお蔭かな?
■後退時も効くヒルディセントコントロール■
これは、レネゲードに限らないだろうけど…。
速度を低めに(5km/hくらい?)抑えるので、
急な林道の上り坂で、前進を諦め後退する際、
後方確認とハンドル操作に、より注力できる。
■同クラス(※)では一番のオフロード性能■
悪路走行時の車輛制御技術だけみれば、
三菱のS−AWCなどのように、
レネゲードよりいいかも…と思えるものもある。
しかし、オフロードを意識したボディ形状や
ミッションの構成、上述の渡河性能などは、
レネゲードが一番、もしくは唯一である。
(※ ジムニーは除く)
■変速ショックの少ないAT■
1速は、いわゆるエクストラロー的存在で、
通常は1速を使わず、2速発進しているんだけど、
明らかな変速ショックがあるのは、2→3速のみ。
3→4速から上は、変速ショックは分かり難い。
というか、変速自体が分かり難く、
全体的に、CVT車のような滑らかさがある。
多段化のお蔭か?
参考になった28人
このレビューは参考になりましたか?
自動車(本体) > ジープ > レネゲード 2015年モデル > Trailhawk
よく投稿するカテゴリ
2018年4月22日 07:36 [1121973-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
【エクステリア】
格好良さとキュートさが融合した奇跡のデザイン。自分もですがこの見た目に一目惚れして購入される方が大半だと思います。
【インテリア】
収納が少ない。リミテッドなどの二駆モデルだと車検証を入れるスペースが無いっていうのはちょっと。(トレイルホークは助手席座席下にある)
助手席側の目の前にでかいグリップが付いているせいでグローブボックスが狭くて入りません。
ジムニーなどにも付いてますが恐らく30度近いような急傾斜を登る際に揺れる体を抑えるグリップなのでしょうね。
代わりにグローブボックスの収納を増やして欲しかったけど、ジープ社で本格四駆の証「TRAIL RATED」バッヂを冠しているのでこれは致し方ない部分なんだろうなと思ってます。
あとは差し色として取り入れられている赤い色の表現が個人的にちょっと強めに感じていてバランス悪いかなーと思ったんですが、実際所有して乗ってみるとそれほど気にならなくなりました。必要であれば色替えしてみようと思います。
【エンジン性能】
通常エンジン音はとても静かですが、ベタ踏みして急加速すると一気にガサツで煩い唸り音が車内に響いてきます。
しかし排気量と多段ATの恩恵もあって通常は軽く踏んでるだけでスムーズに巡航域まで行ってくれますので問題ないです。
他メーカー同格車だとヴェゼルの1500ccやCX-3の2000cc辺りですが、トレイルホークは2400ccあるので大分余裕のある走りをしてくれると思います。
【走行性能】
トレイルホークには自動ブレーキが付いていません。代わりにハンドルを自動で修正してくれる車線逸脱防止機能が付いています。
車線をはみ出しそうになるとハンドルを戻してくれる機能です。
(まぁ、リミテッドには自動ブレーキも付いてるわけですが・・・笑)
自動ブレーキよりも車線逸脱防止の方が役に立つから優先して付いているのかなと思います。
例えば自動ブレーキで追突したとすると真正面からなのでドライバーはそれほどダメージは受けないけれど、センターラインをはみ出して対向車と前の半分がぶつかってしまうオフセット衝突だと怪我する率が一気に上がりますよね。
そういうモノの考えはさすがアメリカ、日本と違うなと感じます。・・・と、自分は解釈しています(笑)
(日本の車線逸脱防止機能はアラームのみが多くハンドル自動修正はコスト優先なのかあまり普及していない)
【乗り心地】
足は日本車よりも固めですが、ここ何年かの外車の乗り心地のそれですのですぐに慣れます。おかげで長距離運転も楽です。
シートはトイレをすることがなければ何時間でも乗り続けられます。その位腰が痛くなりません。
【燃費】
思っていたよりも走ります。ドライブで下道をのんびり走っていると13km/Lは走ります。
高速で17km/L走ったなんて書いてる方もいらっしゃいますし、同じ2400ccのガソリンで4WDのAT車に比べると遥かに良いです。
ひょっとすると2000ccクラスに肉薄するんじゃないかと思うほどです。
エンジン自体の低燃費技術はもとより、9速ATというのがとても大きいのだと思います。
80〜100km/L付近で燃費計が20km/L付近で推移するというのは面白いです。それほどアメリカは長距離を走るからCVTよりも多段ATの国なんだろうなと実感します。
【価格】
上で挙げたヴェゼルやCX-3よりも100万は高いです。国産よりも生産数が少ない上にヨーロッパから船便で輸送するのですから大分アドバンテージがあるのは仕方ないのかなと思います。コスパ重視なら大人しく国産を買うべきですね。
次期モデルは機能性がアップする分、値上がりするんじゃないかとディーラーの方も言ってましたので待たずに現行モデルにしました。今だと値引きもいいと思いますので更にお買い得になるのでは?と思います。
【総評】
今回初めての外車ということで心配はありましたが、最近の日本車でもトラブルがある時はありますし壊れます。
そこを気にするならいつまで経っても買えませんし買っても乗ってて楽しいとか満足感は得られませんのではじめから買わないほうが良いと思います。
(酷評されてる方が居ますが正にそれです)
何百万もする買い物ですから、万一そこまで嫌になったりするのであれば乗り換えも視野に入ってきますよね。
それなら無難に故障率の少ない国産モデルに乗るべきですし見た目などで買うべきでは無いと思うんです。
レネゲードに限らず外車全般に言えることでもありますが、使い勝手も日本車とは違うところはありますし正直不便ではありますがそこは工夫次第でなんとでもなります。
そういった諸々の不満よりも「日本車にはない魅力をもった車に乗る喜び」に目を向けて付き合って行けばきっとうまくいくんじゃないのかな?と思います。
コスパだけでは語れないのが外車の悪いところ。それをどれだけ良い考え方に持っていけるか重要なんだと思います。
参考になった54人
このレビューは参考になりましたか?
自動車(本体) > ジープ > レネゲード 2015年モデル > Trailhawk
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 1件
- 1件
2018年2月8日 21:29 [1103065-1]
満足度 | 1 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 無評価 |
走行性能 | 1 |
乗り心地 | 1 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 1 |
絶対すすめません!
みてくれ重視で購入しましたが、不具合の多さにあきれます
ブレーキパットの鳴き、シートベルト金具のカチカチ音はもちろんのこと電気系、エンジントラブルまできりがありません
しかも、ディーラー側はどんなに不具合があろうが現認できないものについては一切フォーローなし
不具合をムービーに撮ってみせても、『今現状症状ないならわかりません』と
当たりの車ならいいですが、はずれの車がきたら絶対後悔すると思います
参考になった191人
このレビューは参考になりましたか?
自動車(本体) > ジープ > レネゲード 2015年モデル > Safety Edition
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 1件
- 0件
2017年11月25日 12:35 [1081171-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
【エクステリア】
一発でJeepとわかるデザインにかわいさをあわせ持ったこの形に大満足です。大きさも大きすぎず、小さすぎずのジャストサイズで取り回しもよいです。
【インテリア】
いたるところにJeepのアイコンが施されて楽しいです。あと、値段のわりに装備が充実していて満足度は非常に大きいです。
ただ、純正ナビの設定はなく、Aftermarketナビ装着時には高額なキットが必要になるので、それだけは要注意。(私はスマホのナビ使っているのでよいのですが)
【エンジン性能】
1.4ターボの6速ですがトルクが大きく走りやすいです。高速道路走行時も標準巡航なら2k回転程度。
踏み込んだ時に多少ラグがありますが、高速運転も不満はないです。
【走行性能】
高速巡航での直進性が抜群で安定して走ってくれます。
【乗り心地】
固めですが不満はないです。
【燃費】
1.4モデルはハイオクです。
街乗りは9〜10km/lですが、高速では11〜13km/l程度まで燃費が良くなる傾向が見受けられます。
【価格】
この装備で300万円程度ならお買い得だったと感じます。
【総評】
走り、装備、そして憧れのJeepがこの値段で買えたことに大変満足してます。
(星を100個つけたい気分www)
参考になった14人
このレビューは参考になりましたか?
自動車(本体) > ジープ > レネゲード 2015年モデル > Trailhawk
よく投稿するカテゴリ
2017年4月24日 11:24 [1019387-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 2 |
価格 | 5 |
【エクステリア】
直線基調なデザインが好きな人には刺さるデザインだと思います。
その中で、最初にネット上の画像を見比べて「いいな」と思ったのは、ロンジチュードやリミテッドの方でした。箱感がある形が好きなので、悪路の走破性を考慮してアングルを深めに切り取ってあるトレイルホークのフロントマスクは厚みに欠け、魅力が半減しているように感じたからです。
が、実際にディーラーで現車を見ると評価が逆転。ロンジチュードやリミテッドは、ともすればトールワゴンっぽさが漂っていて、やや「かわいらしさ」が過ぎる印象でした。フロントグリルが明るいシルバーなのも影響していると思います。
それに対しレネゲードは黒いグリルで締まりがあり、車高も高いことからジープらしい無骨さが上手に残されていて、可愛くなり過ぎないギリギリのバランスを保っており、個人的にはコチラのほうが好みでした。
総じて言えるのは、どちらを選んでも後悔はしないだろうということ。アメリカンな野暮ったさがなくなり、「らしさ」だけを上手に残した良いデザインだと思います。
【インテリア】
ある意味エクステリアよりも顕著に、フィアットの血が入ったことを感じさせるヨーロピアンな雰囲気です。どこにもエッジーな部分がなく、「丸」もしくは「角の取れたゆるい曲線」を基調にデザインされていて、コンパクトにまとまっています。高級感があるとまでは言いませんが、エクステリア同様、野暮ったさは皆無で、飽きの来ない造形だと思います。
面白いなと思ったのはシートやルーフの設定。パワーシートや電動ルーフなどの快適装備は、ミドルグレードのリミテッドが最も充実しています。逆に、車両価格が最も高いトレイルホークには、オプションですら、それらを装備できません。「本気のクロカンには快適装備なんて邪魔でしょ?」と言わんばかりで、この辺の割り切りにジープとしての主張を感じます。
【エンジン性能・走行性能】
ロンジチュードとリミテッドは1.4Lのダウンサイジングターボ、トレイルホークは2.4Lのタイガーシャークエンジン。
前者は、信号待ちからの加速などは鈍く、トルクが発生する回転域まで踏み込むと、やや唐突に反応する感じ。スピードに乗ってからの加速はスムースです。
ただし、ブレーキ鳴きが結構します。これは気になりました。また、ブレーキのフィーリング自体も悪く、カックンと止まります。メーカーもこの問題は十分把握しており、近日中にパーツを変更するとのこと。
それに対し後者は、1.4Lと比較すると、さすがに余裕があります。滑らかに加速し、ストレスがありません。また減速時もブレーキが鳴くことはなく、かつ、しっかり滑らかに利くので、ここははっきりとトレイルホークの方が上でした。
【乗り心地】
シートの座り心地は、やや硬め。特に後席でそれを感じます。が、長距離ではそのほうが腰に来ないので、悪くありません。ただし後席のシートアングルがやや立ち気味なので、そこが人によっては気になるかもしれません。
ニースペースは、標準的と言っていいと思います。後席も広々はしていませんが、必要十分であり、不快感はありません。また、最近のコンパクトSUVとしてはヘッドスペースがある方なので、特に後席の頭上に余裕があり、狭苦しさは皆無です。
【燃費】
あまり良いとは言い難いです。特にトレイルホークは、上手く乗って8km/Lくらいでしょうか。ストップ・アンド・ゴーが多い市街地だと、6km/Lくらいまで普通に悪化しますね…。ただしトレイルホークはハイオク仕様ではなくレギュラーガソリンなので、そのへんで相殺されます。
【価格】
決算時期に購入したこともあり、乗り出しでトレイルホークを380万ほどに抑えることが出来ました。
【総評】
輸入車でこれだけスタイリングの良いSUVを選ぼうと思ったら、他のブランドなら最低でもあと100万は出さなければいけないので、破格だと思います。コスパは間違いなくトップクラスです。非常に満足度の高い買い物でした。
参考になった25人(再レビュー後:21人)
このレビューは参考になりましたか?
自動車(本体) > ジープ > レネゲード 2015年モデル > Trailhawk
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 1件
- 0件
2016年7月18日 21:52 [946307-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
【エクステリア】
新車を購入するにあたって、エクステリアが気に入ってディーラーに行きました。ジープは昔から気になっていたのですが、レネゲードのエクステリアは一目惚れでした。
【インテリア】
遊び心満載です。子どもウケは上々です。デザイン性も高いがジープらしさもあってバランスのとれたデザインだと思います。
【エンジン・走行性能】
FFターボモデルと比べるとスタートはややモタつきますが、9速の2.4Lなので余裕のある走りです。落ちついた走りが好印象です。
【乗り心地】
四駆らしい乗り心地の中に適度な高級感があり、乗っていてオンロード・オフロード共に面白いです。
【燃費】
高速道路でリッター12キロ前後、街中で8〜10キロぐらいです。高速道路での燃費がカタログ値よりも常に高いです。街中では、ストップ&ゴーが続くと7キロぐらいになりますが、平均して9.5キロ前後です。ただ、気にしないで走ってると6.5キロ程まで落ちることもあるので、まだ不安定です。
【価格】
ナビなし、サンルーフ(My Sky)付で支払総額420万程でした。値引きはあまりしていないようです。外車のSUVとしては安い方だと思います。値段以上の価値は見出せそうです。
【総評】
サンルーフ付を選びましたが、脱着式のサンルーフパネルがプラスチック製とのことなので、雨漏りや劣化等は覚悟が必要です。
洗車時に、フロントライトとバックカメラのレンズ内に水が入って曇ることがあります。ラングラー等ではたまに言われていることですが、真空化が上手くいっていないようです。
ブレーキの鳴きは、私の車は今の所無いです。
発売から時間が経っていないからか、ランチェンが多いので個体差があります。
燃費がネックになってくると思いますが、そこまで極端に悪くないですし、私はすごく気にいりました。乗っていて楽しい車だと思います。
参考になった23人
このレビューは参考になりましたか?
自動車(本体) > ジープ > レネゲード 2015年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2016年5月7日 03:57 [925519-2]
満足度 | 3 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 2 |
価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
ジープ・レネゲードはこれまでのジープとは少し違ったジープである。現在ジープブランドはフィアットとクライスラーが合併したFCAの傘下にあり、その中でフィアットとジープの共同開発したとして作られたクルマだからだ。
基本プラットホームはフィアットがGMと提携していた時代に開発されたもので、それをベースにレネゲードとフィアットの500Xが作られた。パワートレーンはフィアット系のものが使われ、生産工場も南イタリアにあるフィアット系の工場である。アメリカ以外で生産される初めてのジープ車になったのがレネゲードだ。
レネゲードにはFCAジャパンが湘南Tサイドで開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。試乗グレードはFFのリミテッドと4WDのトレイルホークの2台だ。
フィアットとジープが共同開発といっても基本メカニズムの部分は大半がフィアット系によるものだ。そのまま姉妹車にしてしまったのではジープらしさが損なわれるため、デザインに関しては全く別に開発が進められ、ジープはアメリカでデザインされている。
結果として、日本ではSUVとして定着しているジープブランドのレネゲードが良く売れ、フィアット500Xは販売面で苦戦している状態だ。
アメリカでデザインされただけに、外観はひと目でジープと分かるものとなった。フロントグリルの7本の縦スリットと丸型ヘッドライトというジープお決まりのデザインにより、レネゲードは見紛うこともないジープである。
外観に比べると内装はフィアット系の印象が強く、ジープというよりちょっとポップな感覚が表現されている。またジープのエントリーモデルということもあって、インテリア回りの質感などは特に高いとはいえない。シートはサイズもたっぷりでホールド性にも優れていて、それなりに満足のできるものだった。
全長は4255mm(リミテッド)とさして長くないのだが、全幅は1805mmと日本では使いにくいサイズのワイドボディである。全高はSUVらしく1695mmの高さがあり、最低地上高はFFのリミテッドでも170mmが確保されている。全幅の割に最小回転半径は5.5mなので、実用上は問題がないといえる。
リミテッドに搭載されるのは直列4気筒1.4Lのマルチエア16バルブインタークーラー付きターボだ。パワー&トルクは103kW/230N・mで、まずまずの数値を得ている。SUVボディはちょっと重くてFFのリミテッドでも1430kg達するので、もう少しパワフルなエンジンが欲しいところだが、絶対的なパワーが不足しているわけではない。トルクはそれなりに確保されているので、パワーの伸びではなくトルクの余裕で走るクルマである。
ただ、吹き上がりはスムーズさに欠け、やや鈍重なイメージもあった。特に発進加速などではやや強めにアクセルを踏み込んでも、すぐに反応せずにじんわりと吹き上がっていく感じである。加速に乗ってしまえば良いが、そうなるまでに物足りなさが感じられた。
トランスミッションは6速の乾式DCT。フィアット系ではアルファロメオのジュリエッタから採用が始まったものだが、ジュリエッタのときに感じられた ギクシャク感はかなり改善されていて、違和感のない変速フィールを実現していた。
乗り心地はやや硬めでしっかりした印象。弾性に飛んだ硬いゴムの塊の上に乗っているような感覚があった。決して乗り心地が良いとはいえないが、ふらついた感じを与えることのない足回りだった。FFのリミテッドでは特に、フィアット風の走りのフィールが感じられた。
トレイルホークに搭載されるのは直列4気筒2.4L自然吸気のタイガーシャークエンジンで、129kW/230N・mのパワー&トルクを発生する。排気量の違いからパワーには明確な違いがあるが、トルクに関してはターボと自然吸気の違いが排気量の差を相殺し、同じ230N・mのトルクを得ている。
こちらは動力性能に余裕があり、滑らかかつ余裕の走りが得られる。吹き上がりのスムーズさもこちらのほうが良い印象である。組み合わされるトランスミッションも9速ATであるため、ショックの少ない滑らかな変速が可能だ。ただ、日本の道路では8速や9速にはなかなか入らないのが難点である。普通に走っていると、時速100kmのクルージングでは7速が使われている。
足回りは最低地上高が200mmと高くなるのに合わせ、リミテッドよりもさらに硬めに味付けられている。それによってコーナーでのふらつきを抑えて安定感のある走りにしている。地上高による不利は完全には解消できていないが、大きく不満を感じるようなレベルでもない。
レネゲードには、デビューした当初にはオープニングエディション、その後はロンジチュードというFFのエントリーモデルが用意されていて、これには300万円を切る価格が設定されている。ただ、装備などを考えると320万円弱のリミテッドのほうが買い得な印象もある。
さらにジープブランドのレネゲードを選ぶなら、やはり4WDのトレイルホークが良いのではないかと思う。トレイルホークは350万円弱になるが、エンジンと駆動方式の違いを考えたら、リミテッドよりも魅力的に思えるからだ。
現実の問題としては、価格的に手頃なロンジチュードやリミテッドのほうが良く売れるだろう。また最近はジープブランドでもFF車を選ぶ人が増えている。これはチェロキーなどでも顕著である。ただ、それでも、ジープなら4WDと考えるのが自然ではないか。
なお、レネゲードは随所に隠しキャラがデザインされていて、これを探すのもけっこう楽しい。また先進緊急ブレーキは設定がなく衝突警報のみの設定だが、電気式パーキングブレーキなど、最新の装備も用意されている。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった48人(再レビュー後:42人)
このレビューは参考になりましたか?
レネゲードの中古車 (433物件)
-
- 支払総額
- 201.0万円
- 車両価格
- 188.0万円
- 諸費用
- 13.0万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 3.6万km
-
- 支払総額
- 198.0万円
- 車両価格
- 181.8万円
- 諸費用
- 16.2万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 5.0万km
-
ジープ・レネゲード ロンジチュード クルコン ETC プッシュスタート スマートキー 障害物センサー アイドリングストップ ルーフレール Bluetooth接続 ワンオーナー 禁煙車
- 支払総額
- 159.8万円
- 車両価格
- 141.3万円
- 諸費用
- 18.5万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 7.2万km
-
- 支払総額
- 164.3万円
- 車両価格
- 149.0万円
- 諸費用
- 15.3万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 6.7万km
-
ジープ・レネゲード トレイルホーク 中期改良型 純正ナビ ブルートゥース バックカメラ ブラインドスポット レーンアシスト USB ETC スマートキー クルーズコントロール
- 支払総額
- 158.0万円
- 車両価格
- 153.0万円
- 諸費用
- 5.0万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 7.5万km
この車種とよく比較される車種の中古車
-
59〜374万円
-
48〜543万円
-
58〜1096万円
-
57〜439万円
-
55〜1940万円
-
30〜627万円
-
50〜524万円
-
34〜487万円
-
79〜502万円