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ランドローバー レンジローバーイヴォーク コンバーチブルレビュー・評価
レンジローバーイヴォーク コンバーチブルの新車
新車価格: 765〜799 万円 2016年9月9日発売〜2019年5月販売終了
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モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
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レンジローバーイヴォーク コンバーチブル 2016年モデル | — | —位 | 1人 | |
モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 0人 | - |
レンジローバーイヴォーク コンバーチブル 2016年モデルの評価
- 5 0%
- 4 0%
- 2 0%
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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エクステリア 外観などのデザイン及び機能性 | 無評価 | 4.32 | -位 |
インテリア 内装のデザイン及び機能性 | 無評価 | 3.92 | -位 |
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など | 無評価 | 4.11 | -位 |
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 | 無評価 | 4.19 | -位 |
乗り心地 乗り心地のフィーリング | 無評価 | 4.03 | -位 |
燃費 燃費の満足度 | 無評価 | 3.87 | -位 |
価格 総合的な価格の妥当性 | 無評価 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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自動車(本体) > ランドローバー > レンジローバーイヴォーク コンバーチブル 2016年モデル > HSE Dynamic
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2017年1月31日 22:40 [999825-1]
満足度 | 3 |
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エクステリア | 5 |
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インテリア | 4 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 2 |
価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
いろいろなタイプのクルマが作られる中で、ありそうでなかったのがSUVのオープンカーだ。それがレンジローバー・イヴォークのコンバーチブルとして実現した。意外性にあふれたクルマと言っていい。
実は、過去に日産の2代目ムラーノにクロスカブリオレと呼ぶオープンモデルが設定されたことがあった。しかし、これは九州工場で生産されたもののアメリカ向けに輸出されただけで日本では販売されなかった。
あるいはSUVではなく、クロカン4WDと呼ばれたモデルでは、ジープにもランドクルーザーにも、さらにはジムニーにも幌タイプのオープンモデルが存在した。乗用車感覚を強めたSUVではイヴォーク・コンバーチブルが事実上初のオープンモデルと考えて良いだろう。
最近は日本でもSUVが一定の存在感を得るようになったが、SUVのオープンモデルとなると相当に特殊なクルマであり、趣味人でないと選べないクルマである。
イヴォーク・コンバーチブルには、ジャガー・ランドローバー・ジャパンが横浜市のみなとみらい地区で開いたメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。試乗グレードは単一グレードのHSEダイナミックだ。
イヴォーク・コンバーチブルはフル4シーターのオープンカーなので乗車定員の面では一定の実用性はあるが、荷物の積載量などオープンモデルには不自由さがつきまとう。実用性などは考えないで買うのがオープンカーなのだ。
デザインはけっこうカッコ良いとと思う。そもそもイヴォークはデザイン志向の強いモデルであり、それがオープン化されたのだから、カッコ良くて当然である。
幌タイプのオープンカーはとかく、オープンにしたときにはカッコ良いのに、クローズドにするとカッコ悪くなってしまいがちなもの。でもイヴォーク・コンバーチブルはクローズドの状態でも3ドアクーペを思わせるようなカッコ良さがある。もちろんオープンにすればさらにカッコ良いクルマになって注目を集めることは必定だ。
幌の開閉はセンターコンソールのボタンを操作するだけで良く、開閉に要する時間はわずか21秒という速さである。乗用車でもこれだけ短時間で開閉が可能なオープンカーは少ない。最新の幌タイプ車らしく、耐久性や耐候性、静粛性(遮音性)に優れた幌が採用されている。
ちなみに、イヴォーク・コンバーチブルは2ドア4シーターのモデルだが、 3ドアクーペの標準車をベースに作られたものではなく、コンバーチブル専用のものとして作られている。このあたりの気合の入り方が、好きな人から強く好きと思われる理由だろう。
搭載エンジンは標準車にも搭載されている直列4気筒2.0Lの直噴ターボ仕様だが、オープンモデルはボディ剛性を確保するために車両重量が重くなっているので、標準車に比べると走りのフィールがやや鈍いものになるのは避けられない。なにせ3ドアクーペが1760kgなのにコンバーチブルは2020kgもある。260kgも重くなっているのだから、走りに影響が出ないわけがない。
ただ、イヴォーク・コンバーチブルの走りが鈍重であるかといえば、そんなことはなくダウンサイジング直噴ターボらしい低速域からトルク感のある走りを実現する。特に良いのが9速ATの変速フィールで、これによる滑らかな走りがイヴォーク・コンバーチブルの走りを好ましいものにしている。
そもそも目を三角にして元気良く走らせるのではなく、優雅に流して走るのがオープンカーなのだから、走りの性能にはあまりこだわらなくても良い。
足回りは硬めの味付けながら快適性の面でも不満はない。悪路走破性の高さで定評のあるテレインレスポンスも当然ながら標準で装備されている。イヴォーク・コンバーチブルでオフロードを走ろうとする人は少ないだろうが、それも可能なクルマである。
イヴォークはデビューした当初に400万円台の価格が設定されるなど、割安感を訴求している面があったが、その後は標準車も徐々に価格が高くなっている。それをオープン化したモデルなので絶対的な価格は相当に高く、本体価格が765万円に達している。試乗車にはこれに119万4000円のオプションが装着されていた。
ただ、HSEダイナミックという同じグレード同士で比べると、4ドア(5ドア)706万円で、3ドアクーペが717万5000円だから、オープンボディ分の差額は案外小さい。ほかにないような独特の個性を持つクルマが欲しいと考えるユーザーにとって、ひとつの選択肢になるのは確かだろう。
- レビュー対象車
- 試乗
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