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レクサス NXハイブリッド 専門家レビュー・評価一覧
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- 中古車本体価格
-
143.9 〜 843.7
-
- 新車価格(税込)
-
550.0 〜 687.6
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 瓜生洋明(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
燃費性能はクラストップレベルで動力性能や価格のバランスもよし
2023.11.30
- 年式
- 2021年11月〜モデル
- 総評
- 激戦区であるこのクラスのSUVの中でも、トータルバランスに最も優れたモデル。加えて、クラストップレベルの燃費性能や、プラグインハイブリッド車を含む多彩なパワートレインはNXの大きな魅力だ。その一方で、走りに関してはややクセがある。このクセを「スポーティ」と捉えられるならメリットになるが、場合によっては違和感を覚える人もいるかもしれない。この点については、唯一乗り手を選ぶ部分と言えそうだ。
- 満足している点
- 優れたデザインとちょうどいいサイズ感、多彩なパワートレインと手の届きやすい価格など、すべての要素が高いレベルでバランスされている「間違いのないクルマ」。インテリアの質感や機能装備もRXなどの上位モデルと大きな違いはないため、取り回しや燃費性能のよさを重視する人ならNXを選んだほうが満足度は高いかもしれない。
- 不満な点
- 鋭いアクセルレスポンスやクイックなハンドリングが魅力的ではあるものの、やや主張しすぎている感がある。それらは「走りのいいクルマ」の要素のひとつであるが、それらを持っていればすなわち「走りのいいクルマ」というわけではない。強力なライバルが多いこのカテゴリーでは、無難であることだけではユーザーの興味を惹けないのも事実であるが…。もちろん、それが気にならない人にとってはデメリットとは言えないため、まずは試乗してみることをおすすめしたい。
- デザイン
- 先代のNXは全高に対して全幅が短いためやや面長な印象があったが、現行モデルではクルマのデザインの理想形とされる「ワイド&ロー」により近いデザインになるなど、さらに洗練されたように感じる。どの方向から見ても抑揚のあるレクサスらしいデザインは、欧州プレミアムブランドのSUVと比べても高いレベルにあると言える。インテリアはエクステリアに比べると無難ではあるものの、ネガティブな印象はなく仕立ての良さを感じる。ただし、e-ラッチシステムについてはやや慣れが必要なので、しばらくは戸惑うかもしれない。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 2
2023.1.11
- 年式
- 2021年11月〜モデル
- 総評
- メカニズムはトヨタ「RAV4」や「ハリアー」と基本的に共通ですが、制御や味付けは別物なので印象はずいぶん違いますね。パワートレインに関しては、ドライバビリティ重視ならガソリン車の「NX350」、燃費重視ならハイブリッドの「NX350h」と選び分けるといいと思います。
- 満足している点
- このクラスのSUVとは思えないほど燃費に優れること。そして、走りのレベルが高いこと。走りのレベルとは、ハンドリングのしっかり感と乗り心地の良さです。
- 不満な点
- ポイントは2つ。ひとつは値段が身近とは言い難いこと。もうひとつはハイブリッドのドライバビリティ。かつてに比べるとずいぶんよくなったものの、「RX500h」などに比べるとアクセル操作に対する加速感の不自然さなどがあるのは否めません。まあ、そのぶん燃費はいいのですが。
- デザイン
- パッと見たところ先代モデルと見分けがつかないほど似ているデザインなので、新型という感覚が薄いかもですね。それはある意味熟成されたデザインともいえるし「NXのデザインが好き」という人にとっては満足度につながるのではないでしょうか。個人的には、しっかりと張り出し感のあるリヤフェンダーがお気に入りです。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
3
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2022.6.24
- 年式
- 2021年11月〜モデル
- 総評
- レクサスに限らずだが、同一ブランドでこれだけSUVが増えると差別化を保つのが難しくなる。技術者からすればプラットフォームが異なりボディサイズや電動化の制御が違うとなるから理論破綻していないのだろうが、ユーザーからすれば価格とサイズの違いが主体となる。この先はいかにして同一ブランドの車種間で個性を明確に主張できるか、ここが生き残りを左右する。NXはその最初の一台となった。
- 満足している点
- レクサスはいわゆる乗り味に代表される走行性能を特化させ、その上で電動化、さらにはレクサスらしい上質さを携える。欧州ブランドに本気で立ち向かうことを主眼とした。いざ乗り込んでみると確かに上質だが、欧州各モデルと違って、乗り味は全般的にしなやかさを押し出す。それは性能に特化したF SPORTであっても同じ。独自の世界観をクルマ全体で演出している点に好感を抱く。
- 不満な点
- 電動化への難しさを自ら証明した。450h+では18.1kWhの大容量バッテリーを床下に配置。低重心化とロールセンターの最適化によって運動性能そのものは非常に高い。が、レクサスがねらったしっとり感からは遠ざかっている。350hでは達成できていることから、これはひとえにバッテリー重量の増加による物理的な課題。2次バッテリーの進化と共に解決策を待ちたい。
- デザイン
- レクサス初のプラグインハイブリッドを搭載した450h にはじまり、2.5Lハイブリッドモデルの350hと2タイプの電動化モデルをラインアップする。デザインの上からもこれまでよりも塊感を出しながら各所のエッジを効かせた新しいデザイン言語で勝負をかけた。先頃発表されたBEVである「RZ」や、クーペライクなSUV「新型RX」とのバランスも考慮された独自の世界観だ。
-
- 栗原 祥光(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2022.6.23
- 年式
- 2021年11月〜モデル
- 総評
- モデルチェンジにより魅力度が大幅に上がった印象。運転支援なども充実しており、あらゆる面でジャーマンズと見劣りするところは何1つない。ハイブリッドを選ぶ理由はランニングコストを下げつつ、スポーティーな走りが楽しめるところだ。
- 満足している点
- 新世代レクサスが楽しめる1台。どっしりとした乗り味は、ワンクラス上のレクサスの乗り味だ。でありながら取り回しのよいボディサイズで収まっているので、細い路地はもちろん、狭いコインパーキングでも取り回しがよい。
- 不満な点
- ハイオク専用車であること。燃料費が高騰している昨今、ランニングコストが高くなると思われる。
- デザイン
- レクサスの象徴といえるスピンドルグリルはそのままに、そのメッキをダーク調とすることで精悍さが大幅にアップ。リアのデザインも変更され、特に新しいLEXUSロゴはシンプルながら高級感も十分だ。インテリアは新世代にチェンジ。タッチパッド式のインフォテインメントが廃止されているので使い勝手はよくなっているし、なによりディスプレイが大きく綺麗にまとまっている。
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- 伊藤 梓(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2021.9.30
- 年式
- 2014年7月〜モデル
- 総評
- 様々な箇所に気を配りつつ、とても丁寧に作り込まれたSUV。レクサスらしい高級感があり、さらに使い勝手もしっかりしていて、運転してもスムーズで滑らか。角がなく、誰にでも馴染みやすいモデルなので、所有した時の満足感がとても高いと思う。
- 満足している点
- 使い勝手や走行性能、価格帯などのバランスが優れているところが良い。国内のSUVではNXサイズの需要がもっとも高いと思うので、そのターゲットに合わせて、レクサスらしさやクルマの基本性能がうまくまとめられていると思う。どんな人が手にしても、レクサスのブランドらしさやクルマを所有する喜びがしっかり感じられるモデルだ。
- 不満な点
- 全ての性能のバランスが整えられているからこそ、たとえば、同様のサイズの輸入車のSUVと比較した時に、突出した個性はあまり感じられない。唯一無二のクルマが欲しいと思っている人には少し物足りないかもしれない。
- デザイン
- スピンドルグリルやL字のデイライトなど、レクサスのアイコニックなデザインを取り入れつつ、日本でちょうどいいサイズ感のSUVとして、レクサスらしさとSUVらしさが上手く融合されているデザインになっている。
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