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トヨタ ルーミー 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
155.7 〜 192.0
-
- 中古車本体価格
-
35.8 〜 274.0
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 2
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 2
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2023.7.23
- 年式
- 2016年11月〜モデル
- 総評
- かつてコンパクトハイトワゴンのマーケットはソリオの独壇場だったが、ルーミーやダイハツトールをはじめとするライバルの参戦で一気にメジャーなクラスとなった。ソリオと比べるとルーミーは安価なイメージがあり、広くて使い勝手にすぐれる両モデルは同じように見えるかもしれない。しかし、クルマとしての実力はあらゆる点でソリオがリードしている。このクラスの購入を検討しているのであれば、しっかりと乗り比べることをオススメする。
- 満足している点
- ボディがコンパクトで運転がしやすく、最小回転半径も4.6〜4.7mと小回りが効く。室内空間も広く、240mmのスライド機構を備えた後席は足元スペースが広大。荷物の量に応じてアレンジも可能で、ミニバン的に使えるのもルーミーの魅力だ。
- 不満な点
- 車格を踏まえるとしかたのない面もあるが、内装の樹脂類の質感はいまひとつで、乗り心地もしなやかさが不足気味。積極的に走らせると燃費が悪化し、とくにターボはリッターカークラスとは思えないほど落ち込むことも。
- デザイン
- 軽ハイトワゴン的なパッケージングをコンパクトクラスで再現したルーミー。標準仕様とカスタムはフロントまわりのデザインが異なるものの、中身は基本的に同一。最大のライバルとなるソリオは全長を80mm伸ばしてミニバン的な雰囲気を印象づけるが、ソリオよりもワイド&ローのボディでありながらルーミーはずんぐりとした印象を受ける。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 5
2023.5.22
- 年式
- 2016年11月〜モデル
- 総評
- 両側スライドドアを装備したコンパクトカーとして、実用性重視になりがちな印象をちょっとワイルドに、カッコよく作ったところがまず魅力的。室内の空間と荷物のスペースをうまく配分しており、スライドやダイブインのアレンジでフレキシブルに使えるようになっているところも秀逸です。ガンガン走りたい人にはターボモデルもあり、価格もお買い得感が高く、売れて当然のクルマですが、後席の乗り心地や静粛性がもう少し改善するともっといいと思います。
- 満足している点
- コンパクトカーではグレードによって先進安全装備の充実度の差が出やすいのですが、ルーミーはカスタムにしかACCやADB(アダプティブドライビングビーム)が付かないという差はあるものの、そのほかは差がないのが安心です。とくに、昼間だけでなく夜間の歩行者も検知してくれる衝突回避支援ブレーキや、コーナーセンサーが前後に4個、全車標準装備となっているので、車庫入れなどの際もサポートしてくれるはずです。
- 不満な点
- 後席の広さをライバルのスズキ・ソリオと比較すると、スライド最前端でルーミーは握り拳2.5個、ソリオは4.5個、頭上スペースはルーミーが1.5個、ソリオが3個でソリオの圧勝となってしまいます。スライドドア開口部の広さもソリオの方が広いので、実用性重視よりも包まれ感のあるアットホームな室内空間を求める人にルーミーがオススメです。
- デザイン
- 両側スライドドアが装備されたコンパクトカーの中では、全高が低めでワイドかつドッシリとした存在感のあるデザイン。適度にボクシーで、ミニバンの要素とコンパクトカーの要素がちょうどよくブレンドされている雰囲気です。トヨタが以前にラインアップしていたbBのようなクルマが好みだった人にも、あそこまで個性的ではないにしても、同じような雰囲気を感じながら乗れるデザインになっていると思います。
-
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 2
- 積載性
- 4
- 燃費
- 2
- 価格
- 3
2022.7.20
- 年式
- 2016年11月〜モデル
- 総評
- ライバルが新しくなった今、ルーミーの各種性能やインパクトが欠けてしまうのは否めないと思う。隣の芝生は青く見えるという訳ではないが、「もっとここを良く欲しい」と思ってしまう部分は多い。でもそれだけライバルが進化してきたということは、このクラスに需要があるということだ。もっとトヨタとダイハツが手を取り合うことができれば、魅力的なクルマに仕上がるはず。それだけの手筈は登場当初よりも大幅に整っていると思われるので、フルモデルチェンジに期待したい。
- 満足している点
- 後部座席を中心とした室内空間の広さは魅力的なポイントと言える。特に後部座席が前後にスライドするのは、あらゆるシチュエーションに対応しやすい機能だ。また、各種小物入れや細かな収納が充実しているのも良い。このあたりはターゲットとしているユーザー層をしっかりと分析している印象を受ける。そのような細かな使い勝手という面で見れば、ライバルよりも優れていると感じる。ターゲットユーザー層が意識する点を理解して開発しているという印象だ。
- 不満な点
- 燃費性能と静寂性が気になるポイント。ライバルはマイルドハイブリッドシステムを採用している車種もあるので、乗り心地や静寂性といった街中の低速域での快適度は一歩劣るといった印象だ。モデルライフが長くなりつつあるので、このあたりもそろそろ大幅なテコ入れが望まれる。また、低速域でのストップアンドゴーが多いジャンルの車種だと思うので、WLTCモードの市街地モードの燃費性能をより伸ばしていきたいところ。
- デザイン
- 以前はルーミーとタンクという兄弟車でのラインアップであったが、ルーミーのみに統一された。統一後はワイルド系のデザイン(それまでのルーミー)のカスタムとプレーンなデザインの非カスタム系グレード(それまでのタンク)というすみ分けになった。そういう意味ではルーミーだけで見た時にデザインの選択の幅が広がったと言える。この手のクルマは既定のサイズで室内空間を可能な限り確保するという方向性なので、あまりデザインで語るクルマではないが、デザインの選択肢があるというのは良いことであろう。
-
- 国沢 光宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
2
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 2
- 乗り心地
- 2
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2021.3.14
- 年式
- 2016年11月〜モデル
- 総評
- 2016年の登場時から性能に目立つ部分はないクルマだったが、今になるとその印象がより強くなっており、これからルーミーを買うというならほかのクルマを基本に考えた方がいい。新しいDNGAを使う次期モデルでは劇的な進化を期待する。
- 満足している点
- 主にソリオとなるライバル車に対するアドバンテージはほとんどないというのが率直なところだが、強いて挙げるなら日本一のディーラー網を持つトヨタ車なので、どこでも買えてどこでも整備できるという絶大な安心感くらいだ。
- 不満な点
- 走行性能があまり良くないこと以上に、量販車だけに自動ブレーキ&運転支援システムの性能が日本車最低水準なことが最大の弱点だ。ルーミーを開発、生産しているダイハツはトヨタの子会社なのだから、「ダイハツもトヨタの高性能自動ブレーキ&運転支援システムに統一すればいいのに」といつも思っている。
- デザイン
- トヨタの原則全ディーラー全車種扱いの開始により、兄弟車だったタンクは昨年秋のマイナーチェンジでルーミーに統一されたこともあり、カスタムはマイナーチェンジ前から押し出しの強いルーミーのもの、標準ボディはライトな雰囲気だったタンクを踏襲したものとなった。いずれも万人向けのデザインなので、好みに合う方を選べばよろしい。
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