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フォルクスワーゲン ゴルフ R ヴァリアント 専門家レビュー・評価一覧
マイカー登録-
- 新車価格(税込)
-
704.8
-
- 中古車本体価格
-
22.0 〜 698.0
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 2
2023.9.13
- 年式
- 2022年10月〜モデル
- 総評
- ハイパフォーマンスなドライバーズカーでありながら、実用的で快適なクルマ。まるで良妻賢母とでも言うべき、2つの良さをハイレベルに兼ね備えた出来過ぎなクルマです。これ1台あれば、日常の買い物、旅行、冠婚葬祭、そしてサーキット走行まですべて対応してくれるんだからとんでもない1台。
- 満足している点
- 圧倒的な走りのパフォーマンス&ドライバビリティと実用性の両立。快適性だって素晴らしいです。こんなにトータル能力の高いクルマが世の中にあるんだ…と感心せずにはいられないほど。
- 不満な点
- 値段が高い……くらいでしょうか。そうそう、このクルマの実力(走りだけでなく快適面も)をフルに引き出すなら、メーカーオプション設定されている「アダプティブシャシーコントロールDCC」は絶対に欲しいアイテム。そういう意味では、それが標準装備となっていないのはちょっと不満ですね。贅沢な不満ですが(笑)。
- デザイン
- 320psエンジンを積み“レーシング”に由来する「R」を掲げたモデルながら、過激な演出ではなくさりげないスポーティ感。その控えめな感じに物足りない人もいるかもしれませんが、個人的にはさりげなく感じるスポーティさがちょうどいい塩梅だと思います。見た目はスマート、中身はバリバリ。そんな「羊の革を被った狼」的な雰囲気がいいですね。
-
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2023.9.4
- 年式
- 2022年10月〜モデル
- 総評
- これほどまでワガママに対応する万能なスポーツモデルもあまり存在しないと感じる。それはゴルフRも同じだが、大きすぎないサイズ感で広々としたラゲッジスペースを有しているヴァリアントベースならではの良さもある。また良い意味でマイルドなスポーツモデルなのも好印象だ。走りの良さは当然あるものの、扱いづらさやハードな部分はなく、運転者も同乗者も笑顔になれるスポーツモデルだ。ただ、金額の高さとナビを始めとした各種操作系の使いにくさ、分かりづらさは大きな欠点。購入前に必ずチェックすべきポイントだ。
- 満足している点
- 抜群に総合性能が高いことだろう。ノーマルのゴルフヴァリアントそのままの全幅で街乗りも比較的楽に取り回しできるし、スタビリティの高さを実感できる走行性能と走りの楽しさも兼ね備えている。また乗り心地も抜群にいい。さらに大人4人が座れて、しかもヴァリアント特有のほどよいボディサイズと広々としたラゲッジスペースも兼ね備えていて実用性も高い。走りにコンフォート性能に実用性にと、広々としたラゲッジスペースでゴルフR以上に「これ一台」でかなり満足できる仕上がり。
- 不満な点
- ここはゴルフ R ヴァリアントだから、というよりもゴルフファミリー全体の不満点なのだが、ナビを始めとした各種操作系の使いづらさが大きな欠点。物理スイッチは基本的にハザードのみで、ナビの操作性はとても悪い。空調もナビを経由していくつもの階層を通らなければならない。人によっては表記が分かりづらいと感じるし、かなり手元を見なければならない。物理スイッチに戻してほしいのが本音といったところだ。この操作系の改善をゴルフファミリー全般にお願いしたい。
- デザイン
- 基本的なデザインはノーマルのヴァリアントと共通で、専用のバンパーやボディ同色のサイドシルなどが装備される。このあたりはゴルフとゴルフRの関係性も同じだ。しかし、ゴルフRと同じであまりRっぽい凄みがないというか、スポーツモデルとしてのデザイン的な演出はイマイチ薄味な気がしてならない。あえて実用車な雰囲気を出しているのだと思うが、価格に対する所有欲を考えるともう少し「速いクルマだぞ!」感を出しても良いのではとは感じる。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2023.8.14
- 年式
- 2022年10月〜モデル
- 総評
- 8代目ゴルフR(320PS/420N・m)のステーションワゴンモデル。ゴルフRの称号にふさわしい走行性能と、ステーションワゴン(ヴァリアント)としての実用性能を組み合わせた。8台目ゴルフ向けに専用設計が各所に施されたMQBプラットフォームは完成の域に達した。荷物を積載するシーンが多くなるであろう走行状況でも、ゴルフRならではの一体感あふれる走りが楽しめる。オプション装備の19インチタイヤをしっかり履きこなす電子制御可変ダンパーの働きも秀逸。
- 満足している点
- 搭載する直列4気筒2.0Lターボエンジンは、ハッチバックモデルのゴルフRと同じ。全域でトルクフルで、DCTである7速DSGを駆使すれば軽快に、そしてジェントルにも走らせることができた。じつは先代ゴルフRヴァリアントにも長距離試乗しているが、荒れた路面では身体に伝わる上下動がキツかった。その点、この8代目では一転、全域でしなやかだ。高い制動力を誇るブレーキシステムだが、市街地走行レベルでのコントロール性が高い。
- 不満な点
- 652万5000(日本導入時)という価格面での不満。ここまでの高価格帯になると、フォルクスワーゲングループであれば、SUVからBEVなど、さまざまなジャンルの車両が購入可能領域になる。Rならではの走り、所有満足度はとても高いが、同様にフォルクスワーゲン各モデルの性能も格段に上がっている。あえてステーションワゴンボディでスポーツモデルを選択する意義をしっかり見いだせるか。ここが大きな分かれ目になる。
- デザイン
- 8代目ゴルフは、このステーションワゴンボディのデザインをもってして完成形になる。存在感の高いフロントマスクから伸びやかなルーフ、そして適度なボリュームをもたせたリヤセクションと、全体のバランスがうまく図られているからだ。ゴルフR専用のバンパー形状になりアグレッシブな印象が高められたので、若干バランスを崩したかに思えるが、スポーツモデルらしい演出であり、空力性能など機能性も高められていることから受け入れられる。
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