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スバル フォレスター 専門家レビュー・評価一覧
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-
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-
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-
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※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 瓜生洋明(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 2
- 価格
- 3
2023.11.30
- 年式
- 2018年7月〜モデル
- 総評
- 北米市場で高い人気を誇るスバルの主力中の主力。「タフ系」SUVの筆頭として高い悪路走破性能を持っている一方、優れた先進安全運転支援システムも多く搭載されており、一般道や高速道路での走行も強みであるなど総合力の高いモデルだ。ただ、アメリカではすでに次期フォレスターが発表されており、現行モデルもほどなくして販売終了となる可能性が高いことから、現時点では購入するかどうかの判断が難しい1台でもある。
- 満足している点
- いわゆるクロカンではないものの、ライバルに比べて高い悪路走破性能を持っているところ。また、SUVらしいスクエアなボディは居住性の向上はもちろん後方視界の確保にも貢献しており、最新の先進安全運転支援システムと合わせて安心感の強い1台であると言える。
- 不満な点
- 高いレベルでまとめられているが、強力なライバルの多いカテゴリーということもあり、今ではあえて選ぶほどの特徴が見られないのも事実。強いて言えばデザインはフォレスターの大きな特徴だが、決して万人受けするものではない。また、ガソリン車とマイルドハイブリッド車しか用意されていないため、燃費性能についてはライバルに大きく劣ってしまっている。
- デザイン
- 無骨でタフなデザインはフォレスターの特徴のひとつであるが、モデル末期となっている現在ではやや古さが感じられる。アメリカで発表された次期フォレスターも基本的にはキープコンセプトとなっているものの、より洗練されたデザインとなっており、日本に導入されたら高い人気を得ることになりそうだ。一方、スバルらしい機能性を持ったインテリアは、エクステリアデザイン以上に洗練されており好印象だ。こちらも次期型では、さらに上質感が高められており、注目すべきポイントだ。
-
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 1
- 価格
- 5
2023.11.29
- 年式
- 2018年7月〜モデル
- 総評
- SUVは人気のジャンルで、さまざまなコンセプトのモデルがあるが、その中でもフォレスターは分かりやすいキャラクター性を持っている。優れたAWDシステムで高い悪路走破性を実現し、最低地上高も高くウィンタースポーツを中心としたアウトドアシーンで頼れる存在だ。都会的で洗練された印象は薄いものの、この分かりやすいキャラクターは一つの売りだ。また、価格がリーズナブルなのも嬉しいポイント。アメリカ市場を考えるとスバルの屋台骨とも言えるモデルなので、今後もフォレスターが継続していくことは当然だろうが、そのためにはCAFE規制を考えてもストロングハイブリッドシステムでの燃費性能向上が求められる。
- 満足している点
- オンロード、オフロードどちらでも恩恵を感じることが出来る優れたAWDシステム、高い悪路走破性、そしてリーズナブルな価格設定。この3つがフォレスターの優れているポイントだ。スバルのシンメトリカルAWDが悪路で優れているのは広く伝わっていることだが、オンロードでも安定した接地感を生み出すことに寄与している。また、値段は車格とサイズ感、運転支援システムを中心とした充実した装備内容を考えると非常にお買い得。
- 不満な点
- 一番は燃費性能だ。環境性能が重要視される時代になり、燃費性能の指標が大きくなった昨今では水平対向エンジンは正直足かせになっていると感じる。ストロングハイブリッドシステムを搭載したくても厳しいものがあるし、エンジン単体で見た燃費性能で考えても分が悪い。何よりマイルドハイブリッドグレードでも、同クラスのガソリングレードより燃費性能が劣っているのも厳しい面がある。抜本的なアプローチの見直しがないと、この欠点から脱することは出来ない。
- デザイン
- アメリカ受けしそうだな、というのが第一印象。ただ、メインの市場を考えれば当然と言えば当然だ。ホイールベースが伸びやかな印象で、大きなヘッドライトとグリル、そして細部のデザイン処理がアメリカ向けといった雰囲気を醸し出している。年次改良でブラック塗装のシャークフィンアンテナとルーフスポイラーが全グレードに標準装備となり、たくましさが強調された。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 2
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2023.11.28
- 年式
- 2018年7月〜モデル
- 総評
- パッケージング、走り、運転のしやすさ、そしてコストパフォーマンス。トータルで判断するとかなりバランスのいいSUVだと思います。雪道など滑りやすい路面での信頼性も高いですしね。そういう意味では、誰にでもオススメできるクルマだと思います。燃費があんまりよくないことを気にしなければ。
- 満足している点
- オンロードから滑りやすい雪道まで、あらゆるシーンでの走行性能の高さ。極悪路を除き、オールラウンダー感はさすがです。
- 不満な点
- 燃費があまりよくありません。かつてのスバル車に比べると大幅に改善されているのですが、それ以外のメーカーの進化が著しくて少し遅れを取っているという感じでしょうか。ご存じのように、スバルは水平対向という少し特殊な仕掛けのエンジンを搭載。それが影響しているのです。
- デザイン
- 力強さを巧みに盛り込んだデザインだと思います。個人的には……なんというか、もうちょっとセクシーでもよかったような気がするんですが、デザインの評価は主観的なものなのでそこは好み次第で。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2023.5.22
- 年式
- 2018年7月〜モデル
- 総評
- 2018年にフルモデルチェンジを受け、5代目となったミドルクラスSUV。ライバルを上回る220mmのロードクリアランスを確保し、シンメトリカルAWDの採用で悪路や積雪路における優れた走破能力の高さをアピールポイントとする。デビュー当初はガソリンエンジンのみの設定だったが、20年にターボエンジンが復活。2022年8月にはSTIのモータースポーツテクノロジーが注ぎ込まれたSTIスポーツを設定。上質な走りが印象的なモデルである。
- 満足している点
- フォレスターの最新モデルは2022年8月に登場したSTIスポーツ。すでにWRX、レヴォーグ、インプレッサに設定され、第4弾となるフォレスター。さりげなく差別化された外観、STIチューニングの足回りが好印象だ。内装もブラックとボルドーの2トーンとし、ブラックのルーフとピラートリムが室内全体を引き締める。高触感革を用いた本革巻きステアリング採用も嬉しい。
- 不満な点
- 2020年に登場した新グレード「スポーツ」には待望のターボエンジンが搭載された。このユニットはレヴォーグと同じ1.8リッター直噴ターボだが、STIスポーツにはさらに高性能のターボエンジンが組み合わされてもよさそうだ。インパネデザインは先代インプレッサと共通で新鮮味に欠けるのも気になるところだ。
- デザイン
- 5代目は2021年6月にエクステリアの大幅改良を行った。フロントマスクにはスバルのデザインコンセプト「BOLDER(ボールダー)」を採り入れてSUVらしさを演出。STIスポーツはフロントグリルやモール類にブラックパーツをあしらい、他のグレードと差別化されている。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
5
- デザイン
- 2
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2023.5.19
- 年式
- 2018年7月〜モデル
- 総評
- 2018年に登場した5代目。2.5Lと2.0L e-BOXER(マイルドハイブリッドシステム)を搭載していた。2020年10月には「レヴォーグ」と同じ1.8Lターボエンジンを2.5Lと入れ替える形で追加した。そして2021年8月には大幅改良モデルを投入する。内外デザインを変更しつつアイサイトの機能を強化した。
- 満足している点
- 1997年の初代誕生以来、SUVの先駆けとして日本、そして北米を中心に評価されてきた。現行型では扱いやすいボディサイズ、信頼のAWDシステム、たっぷりとした最低地上高(220mm)など、フォレスターのアイデンティティを受け継ぎながら、動的質感という尺度で、走行性能の質を高めた。1.8Lターボの滑らかな走りは群を抜く。
- 不満な点
- 個人的な不満点はデザインだ。2021年の大幅変更では主に北米市場で受け入れられやすいアグレッシブな顔付きに変更されたのだが、眼力が強すぎるのか全体的にキツい印象を受ける。また非常に細かい指摘だが、ヘッドライトの形状から車幅が狭く見える。つり目の角度を少しだけ穏やかにするだけでも印象が変わってくるはずだ。
- デザイン
- 顔付きに関してだけは少々行き過ぎたデザインのようだ。ギュッとした塊感は高められているし、歩行者保護エアバッグを搭載しつつ、エンジンフードやピラー位置についても安全性能に配慮しているが、初代からの街に溶け込むデザインからは遠のいた。5代目登場時の柔らかな印象を取り戻して頂けるとさらに受け入れられやすくなるのではないか。
-
- 栗原 祥光(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 5
2022.2.1
- 年式
- 2018年7月〜モデル
- 総評
- SUBARUのSUVラインアップで中枢を担う1台。どこかアメリカンな香りが漂い、タフネスさやワイルドさを感じさせるクロカンテイストの強い1台だ。本物が欲しい方は是非。
- 満足している点
- 見晴らしがよく、SUVに慣れていなくても運転しやすい。
- 不満な点
- 燃費が……
- デザイン
- 頼もしさを覚える外観。どこかアメリカンな感じを受けるのは、フォレスターが北米で人気があるからか。インテリアも重厚さを覚えるもの。これもまたアメリカンな印象だ。
-
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2021.2.23
- 年式
- 2018年9月〜モデル
- 総評
- 「おしゃれで都会的なSUV」を求めている人にはマッチしない可能性もあります。しかし「舗装路も悪路もしっかり楽しく安全に走ることができる、本当の意味で頼れるSUV」を探しているのであれば、スバル フォレスターは大いにおすすめできる選択肢です。
- 満足している点
- 高剛性な基本骨格をベースとする走りの良さおよび気持ちよさと、アイサイトのコアテクノロジーに基づく安全性は、「クラストップ」かどうかは意見が分かれるところでしょうが、少なくとも「クラストップレベル」であることは間違いありません。
- 不満な点
- 水平対向エンジンという方式が宿命的に抱える「燃費がいまひとつ伸びない」という点は、やはり気になるところではあります。また「おしゃれ」とは言いがたい全体のフォルムも、しゃれた造形のライバルと比べればやや見劣りします。
- デザイン
- 先代からのイメージがおおむね踏襲されたボディデザインには、いわゆる「カッコいい」「スタイリッシュ」とされるようなニュアンスはなく、率直に言えばやや野暮ったいかもしれません。しかし、視界の良さに代表されるスバル車ならではの「0次安全」を最重要視した結果の「機能美」を持っているとは言えます。
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